2023年12月20日水曜日

喜撰法師のコト


■ 2023-12-21
■ 小池昌代訳・百人一首、河出文庫に次のような文章があった。
六歌仙の一人だというに、・・・
それでもその名は、意外なところで現代に生きている。
宇治山は現在。「喜撰山」と呼ばれていいるし、宇治茶の上等なものは「上喜撰」という。
みな、喜撰法師の名前から出た。
ひょうひょうとしたこの歌が当てされた証拠だろうか。
■ なるほどなるほど。
■ しかし、もう少し何とか書きようがあったのでは。
■ 茶の生産量が多いのは九州だったかもしれないが、
■ 日本の茶どころとして、京都・宇治、静岡などよく知られている。
■ 例えば、宇治茶は、江戸でもよく知られており、・・・
  • ・・・ じようきせん たったしはいで よるもねられず 
■ といった狂歌が詠まれている。
■ ペリーが来航したときだ。
■ 上の句は、google すればすぐ分かるだろう。
  • 泰平の眠りを覚ます上喜撰 たつた四杯で夜も寝られず
■ 「意外なところで現代に生きている」と書いているが、逆に現代ではあまり知られてないかもしれない。
■ 現代の人は、政治などについて無関心なので、そんな覚めた目で世を眺めてないように思う。
■ 狂歌が詠まれるということは、多くの人、庶民がその意味が理解できたということだ。
■ お茶の上喜撰が知られていたということは、百人一首もよく読まれていたことにもつながる。
■ ところで、喜撰、とい名は、何か人の名ではない感じもする。
■ 人の名から、山や茶の名になったというは、ホンマかいなという感じだ。
■ 逆の方が自然な感じがする。
■ 清水次郎長は清水湊の次郎長であり、本名ではないのと同様ではなかろうか。
■ このことについては、茶の歴史など調べることで分かるかもしれない。
■ 百人一首のこの歌の掛詞については色々人が書いているだろう。
■ 短歌を作る私としては、例えば、

都の
辰 龍
巳 蛇
鹿 然り

■ という感じの方がオモシロイ
■ たつ、でも、へび、でもなく鹿がすんでいる。
■ まあ、彼の遊びごころはどうだったのか。
------------------------------------------------------------------------
■ 話は変わるが、・・・
■ 摂津市・紫金山の岸辺神社の手水の出口は龍の首だ。
■ 菊花展の頃で、写真も撮っていた。
■ G9M2で飛びものがどの程度撮れるか、市場池に行ったあとだった。


2023-11-05 岸辺神社


2023-11-05 岸辺神社

0 件のコメント:

コメントを投稿