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2024年2月1日木曜日

ふるさとの しだれざくらは ゆれてさく かの青春の おとめごころよ  遊水

■ 2024-02-01
■ 先に、
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古の 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂いぬるかな  伊勢
九重に 匂うを見れば 桜狩 重ねて来る 春の盛りか  紫式部

■ 紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ 自分の心を詠んだのではなく、中宮に代わって詠んだのだから、本心を詠むことができなかった、のか。
■ その辺が難しい。
■ ・・・などと書いたが、
重ねて来る 春の盛りか
重ねて来る 春の盛り
■ 一文字の違いだが、か、でなく、、であれば、この方が分かりやすい。
■ さて、・・・
■ 日本人で知らない人はいない桜、毎年咲くので、人それぞれの思いがあることだろう。
■ 紫式部は、詞書として「卯月に八重咲ける桜の花を、内にて」とある。
■ 歌に詠みこむこともできる。
■ たくさんの種類がある桜なので、それぞれ、その特徴がでる歌にするのもいいだろう。
■ 例えば、・・・

見に行かん 弥生の空の 花吹雪 今日も散る散る 水面うずめて
八重桜 匂いぬるかな 九重に 卯月の園は 華やぎにけり   
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■ まあ、適当に、今作った。
■ 花吹雪もいいが、八重の枝垂桜もいい。
■ 名刺サイズ、か。91 mm x 55 mm のカードは短歌を書くのにちょうどいい。

2024年1月27日土曜日

紫式部は、率直な人のようだ。

桜図鑑掲載一覧 | 桜図鑑|公益財団法人日本花の会 (hananokai.or.jp)
藤原道長 - Wikipedia
紫式部 - Wikipedia
  一条天皇の中宮彰子に仕える間に、藤原道長の支援のもと『源氏物語』を完成させた
和風月名|暮らし歳時記 (i-nekko.jp)
弥生(やよい) 3月  ♪さくらさくら (弥生の空は) (youtube.com)
卯月(うづき) 4月

■ 2024-01-27
■ 紫式部は、率直な人のようだ。
■ それが歌に現れる。

古の 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂いぬるかな  伊勢
九重に 匂うを見れば 桜狩 重ねて来る 春の盛りか  紫式部
九重に 春の盛りの 桜花 重ねて来たる 喜びありて  遊水

■ 3つの歌を並べ置いた。
■ 紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ 自分の心を詠んだのではなく、中宮に代わって詠んだのだから、本心を詠むことができなかった、のか。
■ その辺が難しい。
■ 桜は種類が多い。
■ 品種改良などが行われているので、当時、どの種の桜が見られたかは、今のところ、追及しない。
■ 以前、伊勢の歌を読んだとき、奈良には八重桜が多いのかな、と思った。
■ おそらく、多いのではなく、珍しいのだろう。
■ 当時、京都で普通に見られる桜だとしたら、わざわざ天皇に献上しない。
■ もうひとつ、・・・
■ 紫式部のこの歌には、詞書がある。

卯月に八重咲ける桜の花を、内にて

■ 旧暦・卯月は、新暦・五月になる。
■ 普通、桜は4月の花とされることが多いが、八重桜は遅く咲く。
■ 従って「重ねて来る」という言葉に表れている。
■ 難波浩校注・紫式部集、脚注参照

奈良興福寺の扶公僧都が例年のごとく桜を献上した時、新参の伊勢大輔が道長の命によって、「いにしえの・・・」と詠んで、桜を中宮に献上した。その返しに紫式部が中宮に代わって詠んだ歌、となっている。

■ そういうことのようだ。
■ やはり、紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ また、伊勢の「いにしえの」は滑らかさがあるが、紫式部の歌は滑らかに聞こえない、ので、
■ 紫式部は、率直な人のようだ。と、感じた。

2024年1月12日金曜日

車窓から 伊吹の山の 雪の嶺、ツクシガモ

2024年1月12日(金)  ツクシガモ yama2k32.watson.jp/FNote.htm 淀川右岸(大塚)
■ kappa さんのホームページを見てみた。大塚あたりで見られるのかな・・・


■ 2024-01-12
  1. 七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
  2. いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
■ 1」の歌は、吹田市・千里南公園にあるので、地元の人は知っている。
■ 梅林の東側の道路沿いの小さな三角形の碑だ。
■ 花の頃には、「アオジの小道」では八重の山吹が見られる。
■ 昨日は、退屈しのぎに、
  • 八重桜 誰が決めたか 知らないが 訪え二十重に 奈良の都は  遊水
■ 八重桜は、数年前に、千里南公園でも植えられ、咲いている。
■ 八重などというが、花弁は八重どころではないぐちゃぐちゃだ。
■ 昔は、近場に日帰りで行った。
■ 中宮寺では、・・・
  • あまでらの もんをくぐれば にわのべに いまをさかりと やまぶきのはな  遊水
■ どこかに行くと、短歌もできやすい。
■ 昨日は、575だ。
車窓から 伊吹の山の 雪の嶺
D席の 車窓に雪の 富士の山
■ 富士山は、新富士駅を通過するときよく見える。
■ 時間的には「のぞみ」で新横浜駅から約三十分手前だ。
■ 旅行は億劫だが、冬場は、
  1. 比叡山
  2. 伊吹山
  3. 富士山
■ そんな新幹線から見た雪山、という旅もいいかもしれないな、と思う。
■ 新横浜で降りて、何階だったか大きな本屋で百人一首の文庫本など買って、食事もして
■ 他には行かず、また、返る。
■ 帰りは、新富士駅に止まる電車はどうかな、・・・
■ そんな日帰り旅行を考えた。
■ インターネットで下調べも色々できる。
■ 旅館に泊まる煩わしさはない。
■ 旅費としても、安上がりだ。
■ 気軽に気分転換になるかも。
■ 冬場は、雨でなければ、富士山もよく見えるのではないだろうか。