■ 2025-07-25
文字として読めるのだが、何か分からないモノがある。
また、文として読めるのだが、意味が通じないモノがある。
それが気になる。
要するに事実とは何か。
水滸伝は何度も映画化されているが、「清明上河図」から入るのがあり、これは面白く見た。
これより後で作られた大掛かりな映画は、映画製作者の意図が入り込んでいるようで、どうかな、という感じもした。
YouTube で見ると、リンクはほとんど切れていてどの映画だったか分かりにくくなった。
まあ、いい。
30th May 2016
■ 施耐庵・作、駒田信二・訳・水滸伝・平凡社、第二十二回に、こんな記述があった。
- 柴進は宋江を助け起こして
- 「昨夜は燈芯がはぜ、今朝はカササギがさわぎましたゆえ、なにかの吉兆とは思いましたが、大兄がお見えになろうとは」と、満面に笑みをたたえた。
- 水滸傳は、明代の中国で書かれた。
■ あるいは、・・・
- 爆ぜる
- 騒ぐ
30th May 2016
■ 水滸伝に出てくる、カササギの話を書いた。
- カササギ - Wikipedia 中文
- 喜鹊:Pica pica;英语:Eurasian magpie),又名鹊、烏鵲、客鹊、飞驳鸟、干鹊、神女。
■ 中国語のWikipedia を見れば、・・・
■ ななるほど、喜鹊、か、・・・
■ 最初の部分で、「吉兆」、だな、という感じだ。
■ カササギ自体が「吉兆」であるとされているようだ。
■ カササギは、佐賀県が有名だが、そんなに遠くまで行かなくてもいい。
■ カササギは、佐賀県が有名だが、そんなに遠くまで行かなくてもいい。
■ 加古川市・浜の宮で撮ったことがある。
31st May 2016
■ 原文では、どのように書かれているのか、・・・
■ ちょっと、見てみた。↑
■ もう一度、見てみよう。
■ ちょっと、見てみた。↑
- 柴進扶起宋江來,口裏說道:
- 「昨夜燈花報,今早喜鵲噪,不想卻是貴兄來。」
- 滿臉堆下笑來。
■ もう一度、見てみよう。
■ 駒田信二 中國古典文学大系 平凡社 水滸伝。これは文庫本にもなっているようだ。
- 「なにかの吉兆とは思いましたが、」
■ 訳者の駒田信二が、説明のため付け加えたことが分かる。
■ と、いうか、・・・
■ カササギをさす、・・・
■ ただ、上にあげた「水滸全傳」の他に、異本があるかどうかは知らない。
■ しかし、まあ、翻訳というのは、面白いものだ。
■ 自分自身が翻訳して、どの程度のモノになるか、と、考えると、・・・
■ 上手いものだと思う。
■ 日本語の程度が、低下しているのか、・・・
■ 考える力がなくなっているのか、・・・
■ あるいは、読書などしてないのかもしれないのか、と、何か、・・・
■ まあ、いいか、・・・
■ カササギをさす、・・・
- 喜鵲
■ ただ、上にあげた「水滸全傳」の他に、異本があるかどうかは知らない。
■ しかし、まあ、翻訳というのは、面白いものだ。
- 昨夜燈花報
■ 自分自身が翻訳して、どの程度のモノになるか、と、考えると、・・・
■ 上手いものだと思う。
- ・・・ 2016-06-23 追記、「燈花」と「爆ぜる」こととは無関係。
■ 日本語の程度が、低下しているのか、・・・
■ 考える力がなくなっているのか、・・・
■ あるいは、読書などしてないのかもしれないのか、と、何か、・・・
■ まあ、いいか、・・・
- そんなもんだよ
■ ということか。
31st May 2016
■ 白川静著、字通を開いてみた。
鵲噪、かささぎが鳴きさわぐ。吉事の兆。[宋史、方枝下孫守栄伝]一日、庭鵲噪ぐ。之れを占はしむ。曰く来日哺時(夕)當に寶物到あるべしと。期の明日に至るに及んで、李全、果たして玉桂斧を以て貢とな為せり。
■ 水滸伝の原文は、対になっている。
昨夜燈花報,今早喜鵲噪
■ 従って、次のように分ける、ということかもしれない。
■ カササギは、「鵲」で、・・・
■ 喜鵲の「喜」は形容詞と見てもよいかもしれない。
- 昨夜 燈花 報
- 今早 喜鵲 噪
- 今早 喜 鵲噪
■ カササギは、「鵲」で、・・・
■ 喜鵲の「喜」は形容詞と見てもよいかもしれない。
■ 追記、白川静著、字通では
灯花、燭のもえかすが花の形に固まったもの。財を得る吉兆という。
3rd June 2016
■ 魏志倭人伝に「鵲」が記述されているのは、よく知られている。
- 其他無牛馬虎豹羊鵲
■ 即ち、邪馬台国には、「カササギはいない」、と。
■ 先に、Wikipedia を見たとき、・・・
- 喜鵲
■ とあったけれど、・・・
■ 「喜」は、やはり、修飾語だった、ということか、・・・
■ 白川静のあげた用例では、「宋」代の話で、「魏」よりずっと後のことだ。■ 邪馬台国には、カササギはいなかった、からといって、・・・
■ 日本列島にカササギがいなかった、とは言い切れないかも、・・・
■ というのは、・・・
- ■ 魏志倭人伝に出てくる「魏」の国の人、あるいは、魏の国の関係者は、・・・
- ■ 卑弥呼が使者を送ったことから、・・・
- ■ 帰国する使者と、魏からの贈り物を載せて、・・・
- ■ 卑弥呼の使者の案内で邪馬台国に来ただけで、・・・
- ■ 他の地域に行ったということではなかった。
■ 確か、北海道でも見られているが、あれはなんだったか、・・・
- 活動の目的と概要 | 北海道カササギプロジェクト
- カササギ - Wikipedia
- Eurasian magpie distribution map
23rd June 2016
■ 2016-06-23
■ 昨日、注文した本「ALL MEN ARE BROTHERS」 の入荷の知らせを受けた。
■ 昨日、注文した本「ALL MEN ARE BROTHERS」 の入荷の知らせを受けた。
■ で、梅田まで出た。
■ 帰りに千里南公園に寄って、カワセミがすぐ来たので、撮って帰宅した。
■ ・・・
■ 2016-06-08
■ 取りあえず、・・・
■ 帰りに千里南公園に寄って、カワセミがすぐ来たので、撮って帰宅した。
■ ・・・
■ 2016-06-08
■ 取りあえず、・・・
23rd June 2016
■ ・・・
■ んっ、ホンマかいな。
■ ホンマのようだ。
■ ・・・
■ さて、振り返ってみよう。
■ 水滸伝では、・・・
- なら燈花会 - Wikipedia - 奈良市
- 燈花とは、灯心の先に形成される花の形をしたろうの塊のことで、
- 仏教において、これを縁起の良いものとすることに由来して「燈花会」と命名されている。
- 灯明 - Wikipedia
- 神仏に供える灯火を灯明という。
- 仏教では、サンスクリット語の「ディーパ」の訳で、闇(無明)を照らす智恵の光のこと。
■ んっ、ホンマかいな。
■ ホンマのようだ。
■ ・・・
■ さて、振り返ってみよう。
■ 水滸伝では、・・・
- 昨夜 燈花 報
- 今早 喜鵲 噪
- Last night on the candle.I saw flower form from the tallow
- and this morning a magpie called,
- but I did not know that the happiness
- they portended was the coming of this hornered brother.
- 生後3ケ月で中国に渡っていて、・・・
- 中国名:賽珍珠(サィ・チンシュ)。英語と中国語の両言語を話すバイリンガルとして育った。
25th June 2016
水滸伝、挿し絵
■ all men are brothers ハードカバーの方には、色付きの挿絵があるようだ。
■ 漢字が下手くそだな、という感じだった。
■ メキシコ人だ。
- ミゲル・コバルビアス - Wikipedia
10th July 2016
■ 古いローソクがあった。
■ 傾けて、そのローを何かに使用した感じだ。
■ これが周りにうまくできれば、キレイかもしれない。
■ しかし、現在、ローソクを使う機会はほとんどない。
■ 傾けて、そのローを何かに使用した感じだ。
■ これが周りにうまくできれば、キレイかもしれない。
■ しかし、現在、ローソクを使う機会はほとんどない。
10th July 2016
■ 先に、パール・バックの水滸伝で「燈花」について読んだ。
- 別冊墨 1988年 第9号 漢詩と書 名詩鑑賞と書作ガイド 歴代名詩百選
■ この本の、石川忠久「漢詩歳時記」に、詩・有約があげられていた。
■ この詩にも「燈花」が出てくる。
■ この詩にも「燈花」が出てくる。
■ 解説を読むと、・・・
- 燈火(ともしび)の芯がポトリと落ちる。
■ などと、書いてある。
■ どんなことか、想像できない。
■ ともしびがローソクだとすると、芯は糸とか紐とか燃えやすいもので出来ている。
■ それが燃えると焦げて黒くなる。
■ 段々その芯もなくなってゆく。
■ それは、ローソクを使ったことがあれば、すぐ分かる。
■ 芯はポトリと落ちたりはしないだろう。
■ 燃え尽きるだけだ。
■ ましてや、・・・
■ 碁盤に碁石を置いたときに落ちるはずもない。
■ 言葉というものは、案外具体的なことからきているものだ。
- 花
■ ・・・、とあれば、「花」から想像できるものだろう。
■ 一般的に花、といったら、どんなモノか、考えてみればいい。
■ 例えば、小学生高学年程度の子供に、何か「花」を描いてみて、・・・
■ ・・・、そういうことでしょ。■ ところで、この漢詩、最後が、一番いいたいところだろう。
■ ということは、全然分かってないな、ということになる。
- 約束したのに、真夜中になっても来ない。
- 碁石をパチリと碁盤に叩き付けるように置いたとき、・・・
- ローソクの滴の塊がポトリと落ちた。
10th July 2016
来ると言ったが、来ないじゃないか
- 黃梅時節家家雨 うめはいろづき あめふるきせつ
- 青草池塘處處蛙 くさはみどりに かえるがさわぐ
- 有約不來過夜半 やはんすぎても こないじゃないか
- 閑敲棋子落燈花 ごいしをうてば 燈花がおちた
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
2017-09-25 以下、追加
- 梅雨の池に 蛙が騒ぐ
- ローソク点し 碁敵待つが
- ともしび揺らぎ 夜半も過ぎて
- 碁石打つ時 燈花が落ちた
- あめふるいけに カエルがさわぐ
- ローソクともし あいてをまつが
- ともしびゆらぎ やはんもすぎた
- ごいしうつおと むなしくひびく
- あめがふるから こないのか
- よふけてゆらぐ ろうそくが
- したたりおちて はなとなり
- ごいしうつおと ひびくかな
■ 読む人に「燈花」が分からなければ、・・・
■ その言葉を用いてもしょうがないかもしれない。
11th July 2016
■ 漢詩の場合、韻を踏む、とか約束事があるけれど、・・・
■ 日本の詩の場合は、必ずしも、そんなものを考えることはない。
■ もう少し自由に作ってみよう。
■ まず、・・・
■ まず、・・・
- 趙師秀 有约
- 黃梅時節家家雨
- 青草池塘處處蛙
- 有約不來過夜半
- 閑敲棋子落燈花
■ この詩が作られた時代、照明のひとつがロウソクだったとして、・・・
■ 日常的に使っていたとしたら、・・・
■ ロウソクに関することは、当たり前の感覚としてとらえられたのだろうと思う。
■ 線香の燃え尽きる時間を時計代わりにする、ということは日本であった。
■ ロウソクがどの程度の大きさのものかは知らないが、・・・
■ 長時間では燃え尽きてしまう。
■ ・・・
■ 隙間風などで蝋燭の火が揺れて滴り落ちる。
■ その蝋の滴りが固まり、縁に塊ができて、次第に大きくなる。
■ 時とともにローソクは短くなってゆく。
■ そんな時間の経過の結果として、燈花があるのだろう。
■ 当時の人は、燈花という言葉でそれらが理解できたと思われる。
- 梅雨の池に 蛙が騒ぐ
- ローソク点し 碁敵待つが
- ともしび揺らぎ 夜半も過ぎて
- 碁石打つ時 燈花が落ちた
■ 感じとしては、こんなモノか、・・・
■ 今度は、やっつけてやるから待っておれ、といっても、雨だ。
■ 来ないかもしれないが、まあ、いい。
■ どうせ、結果は知れたこと、・・・
■ 来るまで、棋譜を並べて過ごした。
27th September 2017
- 趙師秀 有约
- 黃梅時節家家雨 うめはいろづき あめふるきせつ
- 青草池塘處處蛙 くさはみどりに かえるがさわぐ
- 有約不來過夜半 やはんすぎても こないじゃないか
- 閑敲棋子落燈花 ごいしをうてば 燈花がおちた
■ 「有約」という題だから、・・・
- 来ると言ったが、来ないじゃないか
■ 約束したのに、来ないから、・・・
■ 囲碁友達を、軽くなじっているのだけれど、・・・
■ 怒っているわけではないだろう。
■ それに、夜半過ぎまで待っていたのだろうけれど、・・・
■ ただ、ひとり碁を打っていたわけでもなく、・・・
■ この詩を思い浮かべていたのかもしれない。
■ 筆を持ち紙に書き留めていたのかもしれない。
- 燈花
- 閑敲棋子落燈花
■ しかし、・・・
■ 現代、私の日常生活に、ローソクはない。
■ 燃え尽きるまでの時間感覚もないし、・・・
■ 炎が揺らぐ隙間風もない。
■ 従って、「燈花」もない。
■ また、偶然そんなコトになったのかもしれないけれど、・・・
■ 現実的には、碁石の打つときの振動で「燈花」が落ちることもないだろう。
■ だから、作り過ぎという感じではある。
■ 「燈花」に拘らなくてもいいように思う。
- あめがふるから こないのか
- よふけてゆらぐ ろうそくが
- したたりおちて はなとなり
- ごいしうつおと ひびくかな
■ 漢詩では「韻」が大切なんだろうけれど、・・・
■ 日本語の詩としては、書き留める、というのではなく、・・・
■ 7・5調とか、全体的に流れがある言葉がいいのだろう。
10th November 2017
水滸伝、と、燈花のこと
- ■ 帰りに、紀伊国屋に寄ったら、水滸伝の文庫本が目に付いた。
- ■ 1冊目だったかの最後に、「燈花」の部分の注があった。
■ 先日こんなことを書いた。
■ 今日は、午後から、大阪・紀伊国屋まで行った。
■ 井波律子訳・水滸伝・1、2を買った。
■ 3はまだ、発行されてないようだ。
■ さて、・・・
柴柴進扶起宋江來,口裏說道:「昨夜燈花報,今早喜鵲噪,不想卻是貴兄來。」
滿臉堆下笑來。進は宋江を助け起こし、口の中で、「昨夜は灯花の知らせがあり、今朝は鵲が鳴き騒ぎましたが(吉兆)貴兄がおいでくださるとは思いもよりませんでした」と言い、顔中に笑みをたたえた。
■ 注に
- 灯心の先の燃えカスが花の形になること、および鵲が鳴くのは吉兆だとされる。
■ 些細な、ことだけれど、・・・
■ この日本語の文章は、おかしい。
- 灯心
- 燃えカス
- 花の形
■ 普通、灯心は紐など繊維であって、燃えカスは煤にならず残っている黒い炭素だ。
■ 燃え尽きてないのだから、一応、形はあるけれど、・・・
■ 燃えカスになると、まともな形などない。
■ 従って、花の形になるはずはない。
■ まして、それがなぜ「吉兆」になるのか、・・・
■ まったく想像できない。
■ 「カス」が吉兆であるはずがない。
■ 「黒」が吉兆であるはずがない。
■ 白、とか、赤ならまだしも、・・・
- ■ 蝋燭のロウが、風に揺らいだ炎で溶けて、縁に固まり、花のようになる。
■ と、まあ、そういうことでしょ。
■ パール・バックの訳本なども参照した方がいい。
2025-07-25
■ 井波律子の師は吉川幸太郎だ。
吉川幸次郎・清水茂訳、完訳・水滸伝、岩波文庫
■ この本には
「ゆうべは燈芯のはしゃぎ、今朝はまた嬉しいかぎりのカササギの鳴き声、さては見えるのでありましたか。」
■ こんなことだったので、注を付けたのだろうが、余計なことをした、ということのようだ。
28th October 2017
■ 「燈火」の関係で、・・・
- 来ると言ったが、来ないじゃないか 2
■ こんなことを書いた。
■ この時、季節は梅雨時だった。
■ 今は、もう秋、・・・
■ すぐそこに台風が近づいている。
■ 秋の長雨の季節だ。
■ 夜長の季節でもある。
■ バスの窓から、雨を眺めていると、こんな句が浮かんだ。
- 碁敵が 今日も来たらず 夜長かな
■ 「ゴガタキ」という響きがよくない。
■ 囲碁を知らない人には通じないかもしれない。
■ しかし、まあ、いいか、・・・
19th January 2018
水滸伝
■ 昨日、ついでに、紀伊国屋に寄ったら、出版されていたので「五」を買った。
■ 以前、駒田信二訳のモノは古本屋には、上、中はあったが、「下」がなく、・・・
■ 以前、駒田信二訳のモノは古本屋には、上、中はあったが、「下」がなく、・・・
■ 今回初めて揃ったことになる。
■ 水滸伝は、幾つか種類があるようで、・・・
■ 例えば、パール・バックが翻訳したものは、今回のモノと長さが違う。
■ 水滸伝は、幾つか種類があるようで、・・・
■ 例えば、パール・バックが翻訳したものは、今回のモノと長さが違う。
14th November 2019
- 武松醉打蔣門神
- ■ 水滸伝の映画は幾つも作られているようだが、・・・
- ■ これは見たことがなかったかも、どうかな、・・・
- 武松醉打蔣門神 (新版水滸-熱血!!)
- ■ こっちの方が面白い。
■ こんな記事があった。
■ 「本屋大賞」なのか、・・・
■ 10冊のうち4冊読んでいた。
■ 意識して選んだわけではない。
■ 古本屋にあったのを拾っただけだ。
■ それほどお薦めでもないかもしれない。
■ ところで、自分なら薦めたくなる本があるだろうか、・・・
■ 最近?読んだのもでは、水滸伝かな、・・・
■ これは、以前、YouTube で動画を見たし、・・・
■ 別の訳者の本も買っていて、それは3冊のうち2冊を読んでいた。
■ 今回のもの、一冊めを買ったとき、5冊までは出てなかった。
■ 最後まで読んで、映画と同じだ、と分かった。
■ 以前も書いたが、パール・バックの訳では途中まででしかない。
■ 話としては面白くなくなってゆくが、最後の滅びに、やはり意味があるように思う。
■ 支配者と、その取り巻きの、おべっか使いが相変わらず、のさばり続け、・・・
■ 世の中、何も良くならないということだ。
■ 今回、水滸伝に関する頁を振り返ってみて、・・・
■ 「燈花」とすべきところを「燈火」としていたのに気付き訂正した。
8th February 2020
- 北方謙三 - Wikipedia
- 井波律子 - Wikipedia
- 井波律子 画像
■ 今朝の日本経済新聞・半歩遅れの読書術にこの人の名があった。
■ 中学時代の同級生が、たまに電話をかけてきて、
■ 北方謙三の本が面白い、と、なんども薦めるのだけれど、・・・
■ まあ、それもいいか知らんが、とにかくこっちを読んでみろ、と言ってやる。
■ 井波律子の水滸伝は面白い。
■ 水滸伝については、何度か書いた。
■ もう一度書いておこう。
18th May 2020
井波律子の死亡記事があった
『水滸伝』 講談社学術文庫(全5巻)2017年9月-2018年1月。元版は百回本。
■ 帰りに、紀伊国屋に寄ったら、水滸伝の文庫本が目に付いた。
■ 1冊目だったかの最後に、「燈花」の部分の注があった。
灯心の先の燃えカスが花の形になること、
■ この日本語の文章は、おかしい。
■ 井波律子との出会いは、この注からだったけれど、・・・
■ 今日、この人の死亡記事があった。
■ 今日、この人の死亡記事があった。
2024-07-19
■ 山本淳子・紫式部ひとり語り・角川ソフィア文庫を読み終えた。
公任様はご自分の著書「和漢朗詠集」に「遊仙窟」の一節を採っておられ、あの伝奇には詳しい。だから・・・
■ などとあるので、一応、「和漢朗詠集」と「遊仙窟」を見てた。
■ 「遊仙窟」はいつ買って読んだったのか全く記憶にない。
■ 中国では早くに散佚し、日本だけ伝えられていて、「長恨歌伝」とともによく知られていたようだ。
■ 中国では、魯迅が見出し序文をつけたとか。
■ 上品ではなく、あまり面白い読み物とは言えない。
■ もう少しこなれた訳であればよいけれど、・・・
五嫂が、振り向いて笑いながら十娘に行った。「今朝、かささぎがさえずりあっていましたが、ほんとうにいいお客さまがお出でになったわね」
■ こんなところがある。
■ カササギという鳥の話は、この部分以外にもあるが、取り上げておこう。
■ 原文は
- 五嫂廻頭、笑向十娘曰、今朝聞鳥鵲語、真成好客来
■ カササギが鳴くと何か良いことが起こるという話は水滸伝にもあった。
2011年1月25日、11:09:16 加古川市・浜の宮
■ 水滸伝では、「燈花」と「鵲」は吉兆として並べ記述されていて、
■ 何度か書いた。