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2024年11月18日月曜日

長々し夜を独りかも寝ん、どんな時

■ 2024-11-18
■ 平安時代は気温は今より高かったようだ。
■ 百人一首でも「春の雪」などとあるから、この歌が詠まれたころは雪も降っていた。
■ また、単身赴任、というのも、例えば越後の国などに、安全保障上の役所もあり、
■ 例えば、紫式部は親とともに北陸地方に行っている。
■ 行き帰りに伊吹山の雪なども見ている。
  • 三年め降り積む雪に音もなし 長々し夜を独りかも寝ん   遊水
■ さて、「三年目」と言う表現はいかにも今風だ。
  • みとせふる
■ とでもした方がいいのかもしれない。
■ しかし、あまり、よくない。
  • 三年ふる真白き雪に音もなし
  • はやみとせ降り積む雪に音もなし 長々し夜を独りかも寝ん   遊水

2024年11月17日日曜日

三年め降り積む雪に音もなし 長々し夜を独りかも寝ん 遊水


■ 2024-11-17
■ 暫く、百人一首から遠のいていた。
■ それは、紫式部の悩みがどんなものだったのか、ということから、源氏物語に首を突っ込んでしまったからだ。
■ まあ、いい。
■ ところで、百人一首の3番目は柿本人麻呂の歌だった。
■ 下の句を使い、別の歌を作ってみるのもいいのではないか。
■ 例えば、単身赴任のとき
  • あしびきの山鳥の尾のしだり尾の 長々し夜をひとりかも寝む   人麻呂
  • 三年め降り積む雪に音もなし 長々し夜を独りかも寝ん   遊水

  • 三年め降り積む雪に音もなし 赤いリンゴの枝に残りて
  • 北国の単身赴任の窓の外 赤いリンゴの枝に残りて
■ 定家は「長々し夜をひとりかも寝む」との心境を人麻呂の歌を用いて表現したかった。
■ 人麻呂や定家ばかりでなく、現代の人々も、そんな気持ちの時があるだろう。
■ それぞれが、歌にすればいいように思う。