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2024年10月11日金曜日

別れては、と、別れつつ


■ 2024-10-11
  • これやこのゆくも帰るも別れつつしるもしらぬもあふさかの関   後撰集・雑一1089
■ ・・・

百人秀歌 5/26


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これでいいのか、↑

■ もうひとつ

百人一首  陸奥のしのぶもぢずり誰ゑに乱れそめにしわれならなくに 
百人秀歌  陸奥のしのぶもぢずり誰ゑに乱れむと思ふ我ならなくに
古今集・恋四・724
  • みちのくのしのふもちすりたれゆゑにみたれむと思ふ我ならなくに

2024年8月26日月曜日

入鉄砲出女、と、和歌








■ 2024-08-26
■ 昔から、関所は幾つもあり、国の安定・安全のため、国境の出入り口で、武器や情報の出入りを監視していた。
■ 今でも基本的考え方は、原則変わらないはずだけれど、現実はどうか。
■ それはさておき、
■ 逢坂の関という名前の由来を知るべきなんだろうが、・・・
■ 蝉丸の歌に限ってみれば、出会いの門とするのがいいのかもしれない。
  1. この場所が
  2. 出てゆく人も
  3. 帰ってくる人も
  4. たとえ別れても
  5. 知っている人もいるし
  6. 知らない人もいるけれど
  7. 再び出会う
  8. 関所なんだ
■ ・・・
■ ちょっと google 翻訳してみよう。


■ 最後の「関所なんだ」の所を welcome port とか、単に airport としてもいいのかも。
■ 「逢う」はロマンチックな意味合いで使われることが多い。」
■ と、記す辞書もある。
■ 特別な場所なんだ、とか、・・・
  • 愛の関所、love checkpoint とか、・・・
■ まあ、そんなことを考えながら
■ 「逢坂の関」が掛詞なので、なかなか他の歌にしにくいのだが、また、いつかやってみよう。



2024年8月25日日曜日

これやこの 来るも帰るも 集いては 知るも知らぬも 東京の街  遊水




■ 2024-08-25
■ ちょっと寄り道した。

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■ その寄り道も、全く無関係ではなく、俳句や短歌も、今の感覚で詠むことだと思うからだ。
■ 昨日、百人一首・蝉丸の歌を取り上げた。
■ 本歌取りとして、どの言葉を取り上げるか
  1. これやこの
  2. しるもしらぬも
■ この二つ、これは、いろいろ詠みこむことができるのではないか。
■ 先にも上げたが、もう少し自由に書いてみよう。
  • これやこの 来るも帰るも 集いては 知るも知らぬも 居酒屋の席  遊水
■ 同音異義語として、・・・
■ としたが、もちろん、これにこだわることはない。
■ そうすることにより、広がりも出るだろう。
■ 例えば、
  • これやこの 来るも帰るも 集いては 知るも知らぬも 東京の街  遊水
■ こうすることにより、蝉丸の世界から別の世界に移ることもできるだろう。
■ 日本に観光で来る人も増えたようだ。
■ そんな光景を動画で見ると、こんな歌もできた、ということだ。
■ ここで google 翻訳してみた。


■ 自動翻訳はまだまだ、だ。
■ 英語をよく知る人は、詩として洗練されたものにもできるだろう。
■ 蛇足ながら、・・・
■ 蝉丸の「これやこの」は「逢坂の関」を指していて、同様に、ここでは「東京の街」を指している
■ また、「知るも知らぬも」は、お互いに知らない、初めての人であったとしても、という意味だ。