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2024年5月10日金曜日

チュウシャクシギ、と、コウライウグイス


■ 2024-05-10
■ ・・・
■ そうだ、以前チュウシャクシギの動画撮ったことあったような。
■ ちょうど今頃だった。
■ 渡りの時期で、動画だから、まあ、昔も今も変わらん、ということだ。
■ この頃の動画を撮ったカメラ、三脚の方が高かったが、まあ、悪くなかった。

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158 回視聴 2010/05/11


■ 今、このあたりは工事中で行けないかもしれない。
■ 以前も、このチュウシャクシギの動画を取り上げたコトがあったような気がして、
■ ブログ内検索してみた。
■ これだった。
■ ・・・
■ ひとつ前の頁に、コウライウグイスの動画をリンクした。
■ 先日、春夫詩鈔について少し書いたが、佐藤春夫が訳している漢詩にも出てくる。

  春ぞなかなかに悲しき
 
滿 眼 春 光 色 色 新
花 紅 柳 綠 總 關 情
欲 將 鬱 結 心 頭 事
付 與 黃 鸝 叫 幾 聲  朱淑眞

まばゆき春のなかなかに
花もやなぎもなやましや
むすぼほれたるわが胸に
啼けうぐひすよ 幾聲に             

2024年5月7日火曜日

作詞家・吉岡治、曲によって違う印象、と、佐藤春夫

作詞家 吉岡治
 
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谷崎潤一郎との親交、谷崎夫人をめぐっての、潤一郎との絶交の中で『殉情詩集』(1921年)などが生まれた
きよく
かがやかに
たかく
ただひとりに
なんぢ
星のごとく  佐藤春夫

春夫忌・御供茶式 (命日、5月6日)

■ 2024-05-07
■ ラジオで、作詞家・吉岡治の話があったよ、とうちの者がいう。
■ で、幾つか聞いてみた。
■ 曲によって印象がかなり違うものだ。
■ ・・・
■ 思い出した。
■ 石川さゆりが「天城越え」を歌っているが、うちの者が「津軽海峡・冬景色」と思い違いをして、津軽海峡冬景色の作詞者の話をしてたよ、と言ったものだったから、えっ、あれは阿久悠じゃなかったのか、とgoogle 検索したのがきっかけだった。
■ そして、・・・
■ なんだったか忘れたが、新聞記事だったかもしれない。
■ 5月6日は佐藤春夫の命日だそうな。
■ ちょうど、というか、たまたま、春夫詩抄、も買って、暇なときに見ていた。
■ 以前、車塵集は面白く読んだ。
■ そして、私なりに訳したのもある。
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  朱淑真
はるのひかりに みちあふれ
きぎはみどりに あかいはな
だけどこころは しずみがち
ああうぐいすよ ないてくれ

  水彩風景  紀映淮
あんずのはなの さくむらは
かわのほとりに いえすうこ
ひとかげもなく ひはくれる
うしがねそべる むぎばたけ

■ 殉情詩集など、ぱらぱら読みしているが、あまり面白くない。
■ いい詩もある。
■ 面白くない、というのは、ことばが自分の言葉から離れているからなのかもしれない。
■ いわゆる現代詩、と、曲に乗せられる歌詞との比較などしてゆくのもいい。
■ 曲に乗せることのできる言葉は、短歌のように限定的な規則性ではないけれど、いわば定形に近いものがある。
■ 定型に近いと、繰り返し想い浮かべることもできるし、自分でも、という感じにもなる。
■ 個人的に石川さゆりは好みではないので、同じ曲でも誰か他の人が歌うのを聞くことがあるけれど、映像をみなければ、歌詞がいいのは、いい、と思う。
■ ・・・

2024年3月29日金曜日

他者の気持ち、鳥の気持ち

佐藤春夫 - Wikipedia 1892年明治25年)4月9日 - 1964年昭和39年)5月6日

■ 2024-03-29
■ 佐藤春夫詞抄・岩波文庫の解題に、こんな詩を島田謹二があげている。
 
  口論  1911年8月
・・・
・・・
ーー養へよとは、生めよとは
  何時の日にか誰が願ひけん。
  生れし日なに故殺さざりしや。
  ああわれら生れざらましかば。
ーー親を呪へと生まざりき。
かく云ふ母を見やりつつ
子は泣きぬ。母のためにも。

 これは何時の時代にもみられる世代の相違からくる親子の口論である。・・・
どこにでもみられるカイン的言辞である。人生の一ばん深い矛盾をついて、人をうつことばである。しかし、この口論の大事なところは最後の三行にある。いや、その二行にある。いやいや、その最末行にある。そういう点を読み直してみると、・・・

■ 日本経済新聞・夕刊・あすへの話題で哲学者が「反出生主義への共感」ということを書いていた。
■ 何なのかね、と思う。
■ この詩は、19歳の頃の詩だ。
■ 他者の気持ちを思いやることは大切なことだ。
■ ところで、・・・
■ 先日、鳥の気持ちはしぐさに現れる、研究をしている、との記事があった。
■ 人は、鳥の気持ちを分かっているだろうか、小鳥たちにとって人間は敵ではない。