2024年5月7日火曜日

作詞家・吉岡治、曲によって違う印象、と、佐藤春夫

作詞家 吉岡治
 
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谷崎潤一郎との親交、谷崎夫人をめぐっての、潤一郎との絶交の中で『殉情詩集』(1921年)などが生まれた
きよく
かがやかに
たかく
ただひとりに
なんぢ
星のごとく  佐藤春夫

春夫忌・御供茶式 (命日、5月6日)

■ 2024-05-07
■ ラジオで、作詞家・吉岡治の話があったよ、とうちの者がいう。
■ で、幾つか聞いてみた。
■ 曲によって印象がかなり違うものだ。
■ ・・・
■ 思い出した。
■ 石川さゆりが「天城越え」を歌っているが、うちの者が「津軽海峡・冬景色」と思い違いをして、津軽海峡冬景色の作詞者の話をしてたよ、と言ったものだったから、えっ、あれは阿久悠じゃなかったのか、とgoogle 検索したのがきっかけだった。
■ そして、・・・
■ なんだったか忘れたが、新聞記事だったかもしれない。
■ 5月6日は佐藤春夫の命日だそうな。
■ ちょうど、というか、たまたま、春夫詩抄、も買って、暇なときに見ていた。
■ 以前、車塵集は面白く読んだ。
■ そして、私なりに訳したのもある。
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  朱淑真
はるのひかりに みちあふれ
きぎはみどりに あかいはな
だけどこころは しずみがち
ああうぐいすよ ないてくれ

  水彩風景  紀映淮
あんずのはなの さくむらは
かわのほとりに いえすうこ
ひとかげもなく ひはくれる
うしがねそべる むぎばたけ

■ 殉情詩集など、ぱらぱら読みしているが、あまり面白くない。
■ いい詩もある。
■ 面白くない、というのは、ことばが自分の言葉から離れているからなのかもしれない。
■ いわゆる現代詩、と、曲に乗せられる歌詞との比較などしてゆくのもいい。
■ 曲に乗せることのできる言葉は、短歌のように限定的な規則性ではないけれど、いわば定形に近いものがある。
■ 定型に近いと、繰り返し想い浮かべることもできるし、自分でも、という感じにもなる。
■ 個人的に石川さゆりは好みではないので、同じ曲でも誰か他の人が歌うのを聞くことがあるけれど、映像をみなければ、歌詞がいいのは、いい、と思う。
■ ・・・

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