2024年5月23日木曜日

野鳥、と、俳句、と、季語

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【講談】神田伯山「天明白浪伝より 首無し事件」 (youtube.com) 後で見てみよう。

■ 2024-05-23
■ 久保田万太郎の句集をパラパラ見ているとカワセミの句があった。
  • かはせみのひらめけるとき冬木かな  万太郎、小石川後楽園にて
■ カワセミは人気のある鳥で、多くの人が撮っている。
■ カワセミの種類は多いが、日本で見られるカワセミはロンドンでも見られる。
■ 万太郎の句は、冬木立、だから冬の句だが、歳時記など見ると、カワセミは夏の季語にされている。
■ 山本健吉・基本季語500選にはアカショウビン、ヤマセミも含み17句あるが、カワセミのようなごく一般的で誰でも知っている留鳥は、季語にする意味はほとんどない。
■ 富士山のような地名なども同じだ。
■ 角川書店編では3句+アカショウビン1句だ。
■ 今の俳人はカワセミなどに興味はないのかもしれない。
■ ついでながら、翡翠の紅一点につづまりぬ 虚子、こんな句がある。
■ 翡翠という文字を使い、赤ショウビンの句など、何だ。いかにもという感じで、夏のドブ虚子の本名きよしとか、こんな人を貶めるかのような、下品な句を思い出すのもナンかと思うが、「俳壇に君臨した」という紹介文から思い出した。
■ さて、カワセミの写真はよく撮った。
■ 夏は緑が多く撮りにくい。
■ 冬の方が美しい。
■ 万太郎の句は、かわせみの句というより「冬木」かな、という感じでカワセミがもういない。何を詠みたかったのか、ひらめける、という言葉遣いも何か現実的でない感じもする。
  1. かはせみの
  2. ひらめけるとき
  3. 冬木かな
■ ヒラメかなかったら、どうなのか、という感じだ。
■ まあ、いいか、・・・
■ キビタキは季語でなくてもいい、また、俳句に季語が必要ない、ということでなく、
■ 575で書くけれど、「俳句」」に分類しなくていい。
■ 知っている人には、あそこで撮ったのか、と、すぐ分かる。
■ 暫くいることだろう。
■ 行ったらいい。

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2024-05-22  吹田市・紫金山


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2024-05-22  摂津市・市場池

■ ・・・、土曜の午後の贈り物

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