2024年1月31日水曜日

冷たい女だと、人は言うけれど、と、無関係に、鷹

■ 世界初めて、ではない。
■ スズメとか、ツバメでも同じ。


■ 2024-02-01
■ 馬場あき子の「百人一首、の伊勢大輔の項に、・・・
新参の女房に大役を譲った紫式部は伊勢大輔の力量を知っていたのか、あるいはいきなり試みたのか、かなりおそろしいような名誉をかけた場だった。
■ などと書いている。
■ 紫式部に対する評価は、概して「冷たい女」だという感じだか、そんな風には思えない。

清水に籠りたりけるに、伊勢大輔参りあひて、
もろともに御燈火奉りて、しきみの葉に書き
つけてつかはしける
心ざし 君にかかぐる ともし火の おなじ光に あふがうれしき  紫式部

■ 紫式部の方が年上だとしたら、姉と妹、あるいは、母と娘、のような間柄の感情のように思われる。
■ 「かなりおそろしいような」とはどういうことかと思う。

ふるさとの しだれざくらは ゆれてさく かの青春の おとめごころよ  遊水

■ 2024-02-01
■ 先に、
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古の 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂いぬるかな  伊勢
九重に 匂うを見れば 桜狩 重ねて来る 春の盛りか  紫式部

■ 紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ 自分の心を詠んだのではなく、中宮に代わって詠んだのだから、本心を詠むことができなかった、のか。
■ その辺が難しい。
■ ・・・などと書いたが、
重ねて来る 春の盛りか
重ねて来る 春の盛り
■ 一文字の違いだが、か、でなく、、であれば、この方が分かりやすい。
■ さて、・・・
■ 日本人で知らない人はいない桜、毎年咲くので、人それぞれの思いがあることだろう。
■ 紫式部は、詞書として「卯月に八重咲ける桜の花を、内にて」とある。
■ 歌に詠みこむこともできる。
■ たくさんの種類がある桜なので、それぞれ、その特徴がでる歌にするのもいいだろう。
■ 例えば、・・・

見に行かん 弥生の空の 花吹雪 今日も散る散る 水面うずめて
八重桜 匂いぬるかな 九重に 卯月の園は 華やぎにけり   
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■ まあ、適当に、今作った。
■ 花吹雪もいいが、八重の枝垂桜もいい。
■ 名刺サイズ、か。91 mm x 55 mm のカードは短歌を書くのにちょうどいい。

紫式部の歌



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■ 2024-01-31
■ 瀬戸内寂聴が馬場あき子との対談で、・・・

「源氏物語」で源氏の歌はつまらない。
・・・
ところが、柏木の歌はいいの。
・・・ 
源氏は本当の愛がなくて、口先ばっかり・・・ 

■ なるほど、紫式部は、登場人物に合わせて、歌を作っている、ということのようだ。
■ ダイジェスト版しか読んでないので、詳しくは知らないが、・・・
■ 源氏物語は、散文部分は無視して、歌の部分だけを読んだらいいと思っている。
■ 散文のまとめとして歌がある、ように思う。
■ 先に、・・・

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■ 多すぎると、結局、読み切れないのだ。
■ 百人一首が、長寿命であるのは、その多からず、少なからずの分量だ。

2024年1月30日火曜日

富士山、伊吹山

■ 2024-01-31
■ 雑用ばかりだ。
■ それに、今日は、なんか、天気がよくなさそうだ。


2024-01-30

水うみにて、伊吹の山の雪いと白く見ゆるを
+
名に高き 越の白山 ゆきなれて 伊吹の岳を なにとこそ見ね  紫式部

2024-01-30

2024年1月29日月曜日

カワセミ


■ 2024-01-30
■ ちょっと、ふりかえってみた。
■ この程度は撮れるはず、・・・


アオサギ、カワセミ、ハイタカ、連雀を振り返る

■ 今年もレンジャクは見られることだろう。
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■ 2024-01-29
■ カワセミは何度かホバリングしていたが、・・・
■ まあ、そのうち、もう少しうまく撮れそうな気がしてきた。


2024-01-29  吹田市・コガモの池


2024-01-29  吹田市・コガモの池


2024-01-29  吹田市・コガモの池


2024-01-29  吹田市・高町池


2024-01-29  吹田市・コガモの池

2024年1月27日土曜日

モズ、カワセミ

■ 2024-01-28
■ 今日は、動きのある写真にしたいと思い、テレコンバージョン・レンズを外した。
■ 他に、カワウ、コガモ、マガモ、コサギ、アオジ、コゲラ、を撮った。
■ 高町池では、カワセミは見られなかったが、ジョウビタキは見られた。


2024-01-28  吹田市・高町池


2024-01-28  吹田市・コガモの池


2024-01-28  吹田市・コガモの池


2024-01-28  吹田市・コガモの池


2024-01-28  吹田市・コガモの池


2024-01-28  吹田市・コガモの池


2024-01-28  吹田市・コガモの池

さだいえの 万・千・百の 歌心 少なからずに 選びたりける、と、Paganini 2024-01-28 追記


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パガニーニ   「春の風」
パガニーニ  「夏の光」
パガニーニ   「秋の色」
パガニーニ   「冬の音」


● リンクした頁の鳥たち懐かしい。
■ ついでに見ると、

■ 2024-01-26

さだいえの 
万・万葉集
千・千載和歌集・藤原俊成
百・百人一首・藤原定家
の 歌心 
少なからずに 選びたりける

■ 定家らが選んだ、新古今和歌集では万葉集以外は7代集に採られている歌は採らない方針だった。
■ 定家は、もう少し自由にえらんだようだ。
■ そして、私の場合、

義理立てて 百にこだわる こともなし 30、50 適度に選べば  遊水

■ 要するに、もちろん完璧を期さず、その時、気に入ったものをとりあげ、できれば、その心を自分の歌として詠めればいいなと思う。
■ 過去の和歌は、いわば日本の宝だと考え、継続発展させるに越したことはないと思う。

ひのもとの ひとにひとしく ひかりあれども 悪しき言葉に 命悲しき


■ 2024-01-28
■ YouTube を見ていて、生きることの難しさを感じた。

2024年1月26日金曜日

ゆったりと 冬の体を 湯に沈め




■ 2024-01-27
■ この寒い時期に、浴室の混合栓不良で、たまらん寒さだった。
■ 依頼して、サーモユニットを取り換えた。
■ 黄色っぽい金属と、白っぽい金属、これがバイメタルということか、・・・
■ あるいは、O-リングを交換するだけでも良かったのかもしれない。


ゆったりと 冬の体を 湯に沈め 日々の幸せ ここにありやと  遊水
浴室の 混合栓を 修理して 明日は行こうか そこいら散歩

紫式部は、率直な人のようだ。

桜図鑑掲載一覧 | 桜図鑑|公益財団法人日本花の会 (hananokai.or.jp)
藤原道長 - Wikipedia
紫式部 - Wikipedia
  一条天皇の中宮彰子に仕える間に、藤原道長の支援のもと『源氏物語』を完成させた
和風月名|暮らし歳時記 (i-nekko.jp)
弥生(やよい) 3月  ♪さくらさくら (弥生の空は) (youtube.com)
卯月(うづき) 4月

■ 2024-01-27
■ 紫式部は、率直な人のようだ。
■ それが歌に現れる。

古の 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂いぬるかな  伊勢
九重に 匂うを見れば 桜狩 重ねて来る 春の盛りか  紫式部
九重に 春の盛りの 桜花 重ねて来たる 喜びありて  遊水

■ 3つの歌を並べ置いた。
■ 紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ 自分の心を詠んだのではなく、中宮に代わって詠んだのだから、本心を詠むことができなかった、のか。
■ その辺が難しい。
■ 桜は種類が多い。
■ 品種改良などが行われているので、当時、どの種の桜が見られたかは、今のところ、追及しない。
■ 以前、伊勢の歌を読んだとき、奈良には八重桜が多いのかな、と思った。
■ おそらく、多いのではなく、珍しいのだろう。
■ 当時、京都で普通に見られる桜だとしたら、わざわざ天皇に献上しない。
■ もうひとつ、・・・
■ 紫式部のこの歌には、詞書がある。

卯月に八重咲ける桜の花を、内にて

■ 旧暦・卯月は、新暦・五月になる。
■ 普通、桜は4月の花とされることが多いが、八重桜は遅く咲く。
■ 従って「重ねて来る」という言葉に表れている。
■ 難波浩校注・紫式部集、脚注参照

奈良興福寺の扶公僧都が例年のごとく桜を献上した時、新参の伊勢大輔が道長の命によって、「いにしえの・・・」と詠んで、桜を中宮に献上した。その返しに紫式部が中宮に代わって詠んだ歌、となっている。

■ そういうことのようだ。
■ やはり、紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ また、伊勢の「いにしえの」は滑らかさがあるが、紫式部の歌は滑らかに聞こえない、ので、
■ 紫式部は、率直な人のようだ。と、感じた。

2024年1月25日木曜日

冬の池 どんぐり投げる 人あれば 群れ飛び来たる オシドリの数

咲きそむる 梅ひとえだの 匂いより 心によもの 春ぞみちぬる  伏見院 

古の 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂いぬるかな  伊勢
九重に 匂うを見れば 桜狩 重ねて来る 春の盛りか  紫式部、中宮に代わって

九重に 春の盛りの 桜花 重ねて来たる 喜びもまた  遊水
九重に 春の盛りの 桜花 重ねて来たる 喜びありて  ・・・この方がいいかも 01/26

■ 2024-01-25
■ 久しぶりに行ってみた。
■ カメラマンはいなかった。


2024-01-25  吹田市・高町池


2024-01-25  豊中市・千里中央公園


2024-01-25  豊中市・千里中央公園

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冬の池 どんぐり投げる 人あれば  
群れ飛び来る オシドリの数   遊水
Winter pond, if anyone throws acorns   
Number of mandarin ducks flying in flocks
google 翻訳してみた。


2024-01-25  豊中市・千里中央公園
縮小するのを忘れた。


2024年1月24日水曜日

文書を細かく読む習慣、事実とは何か、と、イソヒヨドリの話 + 2024-01-26



■ 2024-01-25
■ YouTubで動画を見ていると、緊急通報が発生した。
■ ベランダに何かがいる、と。
■ どこだどこだ、とガラス越しに見ると、いたぁぁ~
■ カメラを用意して、そぉっと、ガラス戸を開けて撮影した。
■ そのうち、また、どこか近くで見られることだろう。

何かいる 何処だどこだと ガラス越し イソヒヨドリの オスの姿だ

2024-01-25 ベランダの片隅に
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■ 2024-01-26
■ 今日は、在宅せざるを得ないので、暇つぶしに見ていた。
■ アンチ、が出現するのは、オシ、と同様だ。
■ 自分が自分なりの意見を表明したければ、他人に関係なく、表明すればよいのに、
■ 自分の存在を目立たせるために、有名な人を持ち出す。
■ 従って、ほとんどの場合、具体的な事実について議論するのではなく、無内容ゆえ、無視すればよい。
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■ 2024-01-25
■ 日本経済新聞・朝刊に、Willの広告が載っていた。

■ 2024-01-21
■ 雨降りなどのときに、YouTube など見ていると面白い。
■ 「いかりちゃん」は限られた分野ではあろうが、法律に関する専門家なので、文書を細かく読む習慣がついている。
■ また、分析能力が高い。
■ さらに、発言・発信にたけている。
■ 東大I教授は、相手にする人の特性を把握していなかったようだ。
■ 即ち、墓穴を掘ったのかもしれない。
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■ ついでながら、・・・2024-01-25
■ ごく基本的に、日本語を大切にしなければならない。
■ ハングル文字、簡体中文の表記は即刻、削除するべき。
■ これらの文字を表示することで、日本語が軽視されることになっている。
■ 訪日外国人で、日本語は美しいので学びたい、との発言をYouTubeでよく聞く。
■ 今後、あるいは既に実用化しているかもしれないが、
■ スマホ等で日本語を写すだけで自動変換可能になるはず。
■ 旅行客にこびてはならない。
■ 確か、イギリスでは、学校でいくつもの言語を表示することで混乱も起きている。
■ 定住外国人に言語教育をすることが重要。

シジュウカラ、ルリビタキ、カワセミ


■ 2024-01-24
■ 赤い実を咥えたメジロ、アオジ、他も撮った。
■ このルリビタキは、先日撮った、ルリリビタキ・若・オス、ではなくて、メスのようだ。
■ ルリビタキ・オスは、1/22に撮った、という人がいた。


2024-01-24  吹田市・コガモの池


2024-01-24  吹田市・アオジの小道


2024-01-24  吹田市・アオジの小道


2024-01-24  吹田市・高町池


2024-01-24  吹田市・高町池

2024年1月23日火曜日

カワセミ、シロハラ、アオジ


■ 2024-01-23
■ 今日は、出るのが、ちょっと遅くなった。
■ 往・ナンキンハゼ、復・なくなっていたので追加。


2024-01-23  吹田市・高町池
コガモの池にも、意外に近い所にいたが飛んでしまった。しまった・・・


2024-01-23  吹田市・コガモの池


2024-01-23  吹田市・コガモの池


2024-01-23  吹田市・コガモの池
2羽いた。

2024年1月22日月曜日

秋の夜の心配は、遥かに遠い異国の地にゆく、かもしれないコト

■ 2024-01-23



■ 何か気になる。
■ 和歌は、どのような状況のときに詠まれたのか。
■ 時、所、背景がある。
■ 通称、大弐三位、は賢子といい、紫式部の娘だが、親仁親王が後冷泉帝として即位したとき、典待に任ぜられ、従三位に叙せられた。2度目の結婚相手は、高階成章で、彼は太宰大弐になった。その後、賢子は大弐三位と呼ばれるようになった。
■ 夫の任地に同行し、筑紫に二度行っている。
■ 「令和」の文字が採られた、万葉集・巻第五にある、天平二年正月十三日、・・・
  • 時に、初春の令月にして、気淑く風和らぐ。
■ この宴会には三十人以上が集まっている。
■ 天平五年の山上憶良の歌には、遣唐使に献る歌などがある。
■ 大宰府は、いわば、西の都で、貿易上、防衛上、重要なところであった。
■ そして「もろこし」が案外身近に感じられる地であった。
■ 大弐三位の歌に、・・・

  後のたび、筑紫にまかりしに、門司の関の波の荒ふたてば
往きとても おもなれにける 船路に 関の白波 こころしてこせ

■ とあり、船で行ったことが分かる。
■ 母・紫式部は、・・・

  筑紫へ行く人のむすめの
西の海を 思いやりつつ 月みれば ただに泣かるる 頃にもあるかな

  筑紫に肥前といふところより、文をこせたるを、いちはるかなるところに見けり。その返ごとに
あひ見むと 思ふ 心は 松浦なる 鏡の神や 空に見るらむ

■ などと詠んでいる。
■ さて、・・・

遥かなるもろこしまでもゆくものは
秋の寝ざめの心なりけり  大弐三位

■ この、秋の寝ざめ、は丸谷才一のいうような心境を詠んだものだろうか。
■ おそらく違うだろう。
■ ひょっとして、夫が「もろこし」まで行くことになったら、どうしよう、といった現実としての心配ごとではないだろうか。
■ サラリーマンの妻が夫の転勤のことを聞いて思い煩うことに似ている。

秋の寝ざめの心、は
遥かなる もろこしまでもゆく、コトだ

■ ・・・、まあ、そんな感じだ。

カワセミ・オス&メス、ルリビタキ、アオジ、メジロ

■ 2024-01-22
■ アカゲラ散歩のつもりだったが、見られず。
■ 「あの次の日だったかに、また撮りました」という人に見せてもらった。


2024-01-22  吹田市・高町池


2024-01-22  吹田市・コガモの池


2024-01-22  吹田市・コガモの池


2024-01-22  吹田市・コガモの池


2024-01-22  吹田市・アオジの小道


2024-01-22  吹田市・アオジの小道

2024年1月21日日曜日

諸越、と、唐土。飛び来る 日の本の国 憧れて 何を心に 帰国するらん



■ 2024-01-22
■ 初めて作られたときは、「越えてる」お菓子だったのだろう。
■ 日本のお菓子の伝統的素材は、小豆だ。
■ ごく大雑把にいえば、あんこを型に入れて乾燥し焦げ目をつけたお菓子。
■ 秋田にいたころ、よく食べた。
■ さて、・・・
■ 藤原定家は大弐三位の歌として、「有馬山」を選んだ。
■ 丸谷才一が選んだのは、・・・
  1. 遥かなるもろこしまでもゆくものは秋の寝ざめの心なりけり  大弐三位
  2. 遥かなる異国の地までもゆくものは秋の寝ざめの心なりけり
■ 「もろこし」が出てきた。
■ 2」のように詠み変えてもいいかもしれない。
■ しかし、そこまで言うのか。
遥かなるもろこしまでもゆくものは
秋の寝ざめの心なりけり
■ 秋の寝ざめ、と、もろこし、に何の関係があるのかと思ってしまう。
■ 丸谷才一は、
冷え冷えとした秋の夜、夜半の寝ざめに悩みながら女はあれこれと思ひつづける。その思ひはどこまでもどこまでも果てしない。さながら遠くへだたる漢土にまで達するくらゐに。とすれば、今夜、男のゐる家までその思ひがゆくのは当然のことで、大弐三位はさういふこみいった事柄を一気に詠み下した。
■ 人肌恋しい秋の夜、あるいは、男に飽きられた、のではないかと思えば寝付かれない、そんな感じに解説している。
■ まあ、そういうことなのか、・・・
ロマン派に限らず、遠方の土地に憧れるのは詩情の基本の一つである。
それが昂じたときに生ずる異国趣味はどの国どの時代にもあった。
■ と、彼は書いている。
花の都、パリ
音楽の都、ウイーン
・・・
■ 萩原朔太郎は「ふらんすへ行きたしと思へどもふらんすはあまりに遠しせめては新しき背廣をきてきままなる旅にいでてみん。」などとしにしているが、今は飛行機がある。
■ 海外から日本に訪れる人も多いようだ。
  • とびきたる ひのもとのくに あこがれて なにをこころに きこくするらん  遊水

久しぶりに、千里南公園、2024-01-22 追記

■ 土曜・俳壇・歌壇の欄に、「あれからニシンはどこへ行ったやら」と
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大漁の ニシンの時代 オンボロロ 残る苦難の 石狩挽歌  遊水
2024-01-22


■ 2024-01-20
■ LUMIX G8 の修理完了で、ヨドバシ・カメラまで引き取りに行った。
■ 帰りによるつもりで、レンズを鞄に入れてでた。
■ 梅の花が咲いていた。
■ 先日、高町池でアカゲラが見られた日、千里南公園でも見られたそうな。
■ 同一個体かもしれない。


2024-01-20  吹田市・千里南公園


2024-01-20  吹田市・千里南公園


2024-01-20  吹田市・千里南公園


2024-01-20  吹田市・千里南公園


2024-01-20  吹田市・千里南公園


2024-01-20  吹田市・千里南公園

春駒の思いも悲し ▶ 春駒の思い出かなし

■ 関係ないけど、リンクした。


■ 2024-01-21
■ 春駒の思いも悲し、としていたが、春駒の思い出かなし、に訂正した。

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20年 あの人どこに 春駒の 思い出かなし 草千里浜  遊水

■ 春駒は、いかにも、若々しく、のびやかな、はつらつとした印象がある。
■ 丸谷才一・新々百人一首には、

  玉野原放春駒
春ふかみ玉野の原のはなれ駒やよいの草にまかせてぞ見る  大江匡房

■ ・・・が、あげられている。
■ そして、解説に、・・・

その生命力を喜び、春を楽しむ。匡房は慶賀にふさわしいこの景物を、「玉野」といふめでたい地名(タマは美称)、「弥生」といふめでたい月名(イヤオヒの意味)に取合わせて、おっとりとした賀歌を詠んだ。

■ と、ある。
■ 一方、三好達治は、・・・

・・・
われひとり齢かたむき
はるばると旅をまた来つ
・・・
肥の国の大阿蘇の山
駒あそぶ
高原の牧
名もかなし艸千里浜

■ 若い春駒のような、いわば青春の日々を懐かし悲しく思いやっている。
■ ついでながら、小倉・百人一首では

高砂の尾上の桜さきにけり戸山の霞たたずもあらなん  大江匡房

■ これも「おっとりした」感じだ。
 

2024年1月20日土曜日

LUMIX G8、のこと


■ 2024-01-21
■ 使えないまま置いておいてもしょうがないので、修理した。
■ 帰りによって、試写した。


2024-01-20  吹田市・千里南公園





LUMIX  G8 取り換え部品

20年 あの人どこに 春駒の 思い出かなし 草千里浜、2024-01-21 訂正



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20年 あの人どこに 春駒の 思い出かなし 草千里浜  遊水


■ 2024-01-21
■ 三好達治も、伊藤信吉も、既になくなり、いないけれど、・・・
■ 三好達治の詩は残っている。
■ そして、現在、阿蘇の山に、草千里浜はある。
■ いろいろな思いも持つ人々も多くいることだろう。
■ google 検索から、動画など、まあ、けっこう楽しめる。
■ 私自身は、中学生の頃の記憶しかないが、・・・
■ ここで、三好達治の詩から、本歌取り的に、短歌をひとつ作ってみた。
■ 詩では長すぎるので、要約した、ということだ。
■ みそひともじ、の短歌は覚えやすいので、・・・
■ この短歌から、三好達治や伊藤信吉、ひいては、現代詩人の作品、また、逆に、和歌にも親しむ人が増えたらいいなと思う。
■ まあ、そんなことを言わなくても、下記にリンクしたように和歌に関心を持っている若い人もいる。

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和歌のことばは 我に響きぬ
■ 

二十年の回憶、と、花吹雪 華やぎすぎる 娘らの 影あゆまする 敷石の路




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花吹雪 華やぎすぎる 娘らの 影あゆまする 敷石の路  遊水


■ 2024-01-20
■ 人により、選ぶモノは違うだろうけれど、・・・
■ 伊藤信吉は、二十年の回憶として、三好達治の詩の、艸千里濱、を選んだ。

艸千里濱

われ嘗てこの國を旅せしことあり
・・・
・・・

若き日のわれの希望のぞみ
二十年はたとせの月日と 友と
われをおきていづちゆきけむ
 
そのかみの思はれ人と
ゆく春のこの曇り日や
われひとり齡かたむき
はるばると旅をまた來つ
杖により四方をし眺む
肥の國の大阿蘇の山
駒あそぶ高原たかはらまき
名もかなし艸千里濱

■ 「詩のふるさと」と言っても、生まれた所と、育ったところ、あるいは、転々として、現在住むところ、など、必ずしも故郷とはどこか、といいきれない場合もある。
■ そんなとき、故郷は、心のふるさと、なのだろう。
■ 阿蘇山には、兄と一度行ったことはあるが、その時は印象的ではなかった。
■ 今、この詩を読んでも、心を打つものはない。
■ ただ、達治の友として、伊藤信吉にとっては何か感じるモノがあったのだろう。


2024年1月19日金曜日

画像&動画の映画を想定し、詩を論理的に再構成する



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幾年の 難き時代を 乗り越えて 和歌のことばは 我に響きぬ  愛子


■ 2024-01-20
■ 朝刊に歌会始の記事があった。
■ 愛子様は「和歌のことば」を取り上げていた。
■ さて、・・・
■ 百人一首は、一人、一首だ。
■ 現代詩の場合でも、ひとつ、であってもおかしくはない。
■ どれを選ぶか、あるいは、選ばれたのはどれか、・・・
■ 丸谷才一が萩原朔太郎の詩「山に登る」をとりあげていたので、
■ この詩をもう少し考えてみよう。

有馬山 
山の頂上にきれいな草むらがある、
その上でわたしたちは寝ころんでゐた。
眼をあげてとほい麓の方を眺めると、
いちめんにひろびろとした海の景色のやうにおもはれた。

猪名のささ原
風吹けば 
空には風がながれてゐる、
おれは小石をひろつて口くちにあてながら、
どこといふあてもなしに、
ぼうぼうとした山の頂上をあるいてゐた。

いでそよ人を 
おれはいまでも、

忘れやはする
お前のことを思つてゐるのだ。

■ 文章には句読点がある。

山に登る
  旅よりある女に贈る

■ この詩には「。」が4つある。
■ 先に3部構成だと書いたが4部構成だととらえた方がいいかもしれない。

いちめんにひろびろとした海の景色のやうにおもはれた。

■ これは実景ではない、朔太郎が思ったことだ。
  1. 回想1
  2. 回想2
  3. 現実
  4. 結論的意志表明
■ 並べ替えてみる。

  萩原朔太郎・作、橋本遊水・改
 
山に登る 
空には風がながれてゐる、
おれは小石をひろつて口くちにあてながら、
どこといふあてもなしに、
ぼうぼうとした山の頂上をあるいてゐた
 
山の頂上にきれいな草むらがある、
その上でわたしたちは寝ころんでゐた
 
旅よりある女に贈る  
眼をあげてとほい麓の方を眺めると、
いちめんにひろびろとした海の景色のやうにおもはれた
 
おれはいまでも、お前のことを思つてゐるのだ。 

■ 言葉をそのままにして、題名と副題を織り込み、並べ替えるだけにしたが、・・・
■ 言葉を少し変えて、回想1、と、回想2、を分離再配置すると
■ もう少し本歌取り的、新しい詩になるかな、と思う。
■ これで三好達治の誤解はなくなると思われる。
■ 人に読ませるのであれば、情景や心が読んで分かるように構成・表現しなければならない。


カワセミ飛んだ、エナガ、ジョウビタキ、他

■ 2024-01-19
■ そこいら散歩。
■ 他に、シジュウカラ、メジロ、など撮った。
■ エナガはたくさんいた。
■ アカゲラを撮った人もいたようだ。
■ 枝被りで、うまく撮れなかった人もいた。

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2024-01-19 吹田市・高町池
先日はメスだったが、オスが戻ってきていた。


2024-01-19 吹田市・高町池


2024-01-19 吹田市・高町池


2024-01-19 吹田市・高町池


2024-01-19 吹田市・ネットグランド・横


2024-01-19 吹田市・ネットグランド・横