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花吹雪 華やぎすぎる 娘らの 影あゆまする 敷石の路 遊水
■ 2024-01-20
■ 人により、選ぶモノは違うだろうけれど、・・・
■ 伊藤信吉は、二十年の回憶として、三好達治の詩の、艸千里濱、を選んだ。
艸千里濱
われ嘗てこの國を旅せしことあり・・・・・・若き日のわれの希望 と二十年 の月日と 友とわれをおきていづちゆきけむ
そのかみの思はれ人とゆく春のこの曇り日やわれひとり齡かたむきはるばると旅をまた來つ杖により四方をし眺む肥の國の大阿蘇の山駒あそぶ高原 の牧
名もかなし艸千里濱
■ 「詩のふるさと」と言っても、生まれた所と、育ったところ、あるいは、転々として、現在住むところ、など、必ずしも故郷とはどこか、といいきれない場合もある。
■ そんなとき、故郷は、心のふるさと、なのだろう。
■ 阿蘇山には、兄と一度行ったことはあるが、その時は印象的ではなかった。
■ 今、この詩を読んでも、心を打つものはない。
■ ただ、達治の友として、伊藤信吉にとっては何か感じるモノがあったのだろう。
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