■ 2024-02-01
■ 先に、
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古の 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂いぬるかな 伊勢
九重に 匂うを見れば 桜狩 重ねて来る 春の盛りか 紫式部
■ 紫式部の歌の、最後の「か」がひっかかる。
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ 自分の心を詠んだのではなく、中宮に代わって詠んだのだから、本心を詠むことができなかった、のか。
■ その辺が難しい。
■ ・・・などと書いたが、
■ 「春の盛り」ではなく「春の盛り・だろうか」という感じに聞こえる。
■ 自分の心を詠んだのではなく、中宮に代わって詠んだのだから、本心を詠むことができなかった、のか。
■ その辺が難しい。
■ ・・・などと書いたが、
重ねて来る 春の盛りか重ねて来る 春の盛りが
■ 一文字の違いだが、か、でなく、が、であれば、この方が分かりやすい。
■ さて、・・・
■ 日本人で知らない人はいない桜、毎年咲くので、人それぞれの思いがあることだろう。
■ 紫式部は、詞書として「卯月に八重咲ける桜の花を、内にて」とある。■ 歌に詠みこむこともできる。
■ たくさんの種類がある桜なので、それぞれ、その特徴がでる歌にするのもいいだろう。
■ 例えば、・・・
見に行かん 弥生の空の 花吹雪 今日も散る散る 水面うずめて
八重桜 匂いぬるかな 九重に 卯月の園は 華やぎにけり
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■ まあ、適当に、今作った。
■ 花吹雪もいいが、八重の枝垂桜もいい。
■ 名刺サイズ、か。91 mm x 55 mm のカードは短歌を書くのにちょうどいい。
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