■ 佐藤春夫詞抄・岩波文庫の解題に、こんな詩を島田謹二があげている。
口論 1911年8月
・・・
・・・
ーー養へよとは、生めよとは
何時の日にか誰が願ひけん。
生れし日なに故殺さざりしや。
ああわれら生れざらましかば。
ーー親を呪へと生まざりき。
かく云ふ母を見やりつつ
子は泣きぬ。母のためにも。
これは何時の時代にもみられる世代の相違からくる親子の口論である。・・・
どこにでもみられるカイン的言辞である。人生の一ばん深い矛盾をついて、人をうつことばである。しかし、この口論の大事なところは最後の三行にある。いや、その二行にある。いやいや、その最末行にある。そういう点を読み直してみると、・・・
■ 日本経済新聞・夕刊・あすへの話題で哲学者が「反出生主義への共感」ということを書いていた。
■ 何なのかね、と思う。
■ この詩は、19歳の頃の詩だ。
■ 他者の気持ちを思いやることは大切なことだ。
■ ところで、・・・
■ 先日、鳥の気持ちはしぐさに現れる、研究をしている、との記事があった。
■ 人は、鳥の気持ちを分かっているだろうか、小鳥たちにとって人間は敵ではない。
0 件のコメント:
コメントを投稿