2024年3月16日土曜日

源氏物語の和歌


■ 2024-03-16
■ 日本経済新聞・土曜版・「読書」の頁、「半歩遅れの読書術」で、川野里子が
■ 木村朗子・百首で読む「源氏物語」・平凡社、を紹介し、3人の歌を上げている。
  1. 桐壺更衣  かぎりとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり 
  2. 六条御息所 嘆きわび  空に乱るる  わが魂を 結びとどめよ  したがへのつま
  3. 紫の上   目に近く  移れば変はる  世の中を 行く末遠く  頼みけるかな
■ 源氏物語の各巻には和歌があり、これについては以前も書いた。
■ 与謝野晶子は、自作の歌を添えている。
■ 青空文庫で見られる。
■ 例えば、・・・

紫の かがやく花と 日の光 思ひあはざる ことわりもなし (晶子)

■ ・・・

■ 付記、川野里子は、

「源氏物語」を読んでもその中の和歌を意識する人は稀だろう。実は短歌を作っている私もその一人だ。

■ なんなんかねえ、
■ この人の短歌は読むに値しないかもしれない。
■ 俳句でも、奥の細道を読んだことのない人は多いようだ。
■ 文化、特に、言葉は受け継がれてゆくものだ。
■ それが基本でしょ。
■ 世に勅撰和歌集があった。
■ できれば読んだ方がいい。
■ まあ、小倉百人一首、くらいは暗記してもいい。

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