e国宝 - 古今和歌集(元永本) (nich.go.jp) 38/194 頁が「ゆきのうちに・・・」
万葉集 原文 - Google 検索
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■ 2023-12-13
■ この頁に二つの歌取り上げた。
- 年の内に春は気にけり 在原元方
- 雪のうちに春はきにけり 二条后
■ どちらが先に詠まれたか、というと在原元方の方だ。
■ 古今和歌集の、1番目と4番目だ。
■ 古今和歌集というのは
古 古い歌今 今の歌和歌 日本の歌
■ どれが古くて、どれが新しいのか、という視点があるだろう。
■ あるいは、何が古くて、何が新しいのか、と言った方がいい。
■ これに関して何か研究されているだろうけれど、・・・
■ 重要なのは、和歌、即ち、日本の歌という考え方だろう。
■ 古今和歌集は最初の勅撰和歌集で、下命したのは醍醐天皇だが、彼は何と言ったのか。
「いにしへの事も忘れじ、古りにし事をも興したまふ」「今もみそなはし、のちの世にも伝はれ」とて、・・・
万葉集に入らぬ古き歌、 ・・・
■ などと仮名序にある。
■ 万葉集の表記は漢字だが、古今和歌集には仮名序があるように、仮名書きにより、日本語の歌であることを意識したのが特徴ともいえる。
■ 万葉集にも入らぬ古き歌とはどれなのか「よみ人しらず」などの中にあるのかどうか、
まあ、よく知らんが、一般的に、ただ単に新しい人が作ったから新しいのではない。
■ 新しいからいい、ということでもない。
- 「ひとの世になりて、すさのをの命よりぞ、三十字あまり一文字はよみける」
■ そうした歌の世界を知ることで、なお、次の世にも受け継がれてゆく歌、そんな歌を詠むことができれば、と思う。
■ ただ単に自分だけの歌としてではなく、自分だったらこんなふうに詠む、と受け継ぐことが大切だ。
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