2024年5月31日金曜日

2024年 目次・2

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■ 2024-05-30
■ 五月も31日になった。
■ アーカイブを見やすくするために、この頁を作った。
■ こうしてざっと見てみると、表題の誤りとかも気付く。
■ アーカイブは、設定で古い順にもできたような、・・・
  • 「レイアウト」最も古い投稿を最初に表示する。◀ このように指定すると可能。
■ ・・・
■ 2024-06-01
■ 以下は、移動した。▶ 2024 目次 


ヒメボタル、夜の光と昼の糞


■ 2024-05-31
■ ヒメボタルはいつ頃見られますか、と訊く人がいる。
■ 今の世、スマホ、など持っているなら、自分で調べたらいい。
■ 私はスマホは使用していないので、一応、パソコンでgoogleしてみた。
■ その年の天気に左右されるかもしれない。
■ 過去の状況と比較すればいいだろう。
■ たまに、現地でカウント数の掲示を見るが、私は、ヒメボタルに興味はない。
■ メスは飛べないので草刈りをするのだ、とか聞いた事もあるが、なんなんだか。
■ 例えば、
  1. キビタキやオオルリの繁殖地にする、とか、
  2. カワセミが生息しやすくする、とか、
  3. 小鳥の水場を用意する、とか
  4. 小鳥が好む実がなる木々を増やす、とか
  5. ・・・
■ そんな自然環境に気を配った方がよいように思う。
■ ヒメボタルは夜だから、柵の向こうや、池が汚水で黄色状況は見られないかもしれないが、
■ 高町池から小学校裏のコガモの池は昼間見るとひどく汚いものだ。
■ 高町池の西側の竹柵など、その汚さの目隠しに、ヒメボタル、を使っているように思える。

2024年5月30日木曜日

メジロ、コゲラ、シジュウカラ、花、蛇


■ 2024-05-30
■ 今日はいい天気で、そこいら散歩だ。
■ コガモの池で、2度、カワセミを見た。
■ 高町池ではついぞ見ない。
■ コガモの池・西でミソサザイを見たという人がいた、と聞いた。
■ ホンマかいな、まあ、大阪城公園付近でも見られたことがあるから、いたのだろう。
■ ヤマガラを撮った人がいた。


2024-05-30  吹田市・高町池・東


2024-05-30  吹田市・高町池・東


2024-05-30  吹田市・高町池・東


2024-05-30  吹田市・高町池・東


2024-05-30  吹田市・高町池


2024-05-30  吹田市・高町池

世の中の人の思いはあわれなる思いの外に時は流れて  遊水



■ 2024-05-30
■ 物語をどう書き進めるか、現実を投影再構成するのだが、その現実は物語を読む人の住む狭い世界なので、互いに作用し、物語により現実は変化してゆく。実像と虚像の重なりが作者の思いとずれてゆく場合、その物語をどう展開するか、それが問題だったのかもしれない。

紫の 才気あふれる 人の手に 恋のみなもと 光かかやく
紫の 悩みふかまり 光消す 恋はすれども 愛のなければ

■ 立ち現れる地位や性格の違う人々の心を歌として表現し描き分けるが、言葉と行動は必ずしも一致しないところに、虚実性が表面化する。
  • 世の中の人の思いはあわれなる思いの外に時は流れて  遊水
■ ・・・
■ 先に小倉・百人一首について書いているとき、紫式部の悩みは何かということで、そこから離れてしまった。今更、源氏物語を読み通す時間はない。
■ 経済的自立性を持ちにくい時代故に、文才を生かすことになったのだろうが、・・・


2024-06-30  吹田市


2024-06-30  吹田市

2024年5月29日水曜日

つばめのこ ここもいつつの くちあけて

与謝野晶子 - Google 検索 1878年〈明治11年〉12月7日 - 1942年〈昭和17年〉5月29日)白桜忌
■ 今日は与謝野晶子の命日だ。
  • その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな  与謝野晶子
  • 君はたち おごりの春の 美しき  遊水
  • 旅に出てこと新しく思わるる山の重さも雲の軽さも  与謝野晶子・白桜集
  • 紫のかがやく花と日の光思ひあはざることわりもなし  晶子
The tale of GENJI - Google 検索
限りとて分かるる路の悲しきにいかまほしきは命なりけり
Though that desired at last be come, because I go alone how gladly would I live.
■ よおわからん。
・・・


■ 2024-05-29
■ 梅田の紀伊国屋の帰りにツバメの巣をみた。
■ 帰宅後、カメラを持って行った。

つばめのこ ここもいつつの くちあけて

2024-05-29 阪急・南千里駅・前

■ ・・・
  • 薄紅梅の色をたたみて櫻餅  中村汀女
■ 575にはできなかったのか。
■ せめて、の、を省くとか
■ 梅と櫻、二つあるとうっとうしい。

薄紅梅いろをたたみて櫻餅
たたみたる 薄紅梅や さくらもち
さくらもち 薄紅梅の いろたたみ

■ この句は、そのままほっとくしかないか。

かな表記、と、漢字表記、言葉の意味、




■ 2024-05-29
■ 漢字にすべきを、かな表記し、批判。
  1. 生む
  2. 産む
  3. うむ
■ 夢本編集部・俳句友だち・一季出版、に、たのし恥ずかし公民館句会・堀部幸雄、にこんな話がある。
  • 連翹の黄の激しさの性の欲し  寿子
  • ・・・
  • 連翹の黄の激しさの性欲す  
「寿子さん、なんとも激しい句ですな。今なお盛んなようで」
「下の句をそのまま音読したのである。」
「さが、とお読みくださてませんか」

■ マスゴミは、生む、と、産む、の違いは分かっているはずなのに、わざと「うむ」と、かな表記にして印象操作をしたと、高橋洋一は批判した。
■ もし、NHKがその違いを知らないというなら、ひどいものだ。
■ うちにTVはないので知らなかったが、・・・
■ YouTube の動画を見ると、いかにも無知なアナウンサーの顔が見られる。

悩むこと あれどまず食え 桜餅  遊水


■ 2024-05-29
■ 桜餅の話をうちの者としていたら、関東風と関西風、ってあるよ、知ってるよと言う。
■ 鈴木真砂女さんの句はないのかと言うので、本棚にあったのを見た。
■ 開くと、死亡記事を貼っていた。
■ そうだった、真砂女は久保田万太郎に師事してたのだ。
■ 全部見るのも大変だ。
■ 汀女さんの、ネットで探したんでしょ、真砂女もそうしたら、と言う。
■ まあ、そういうことだ。
つきつめてものは思はじさくらもち  鈴木真砂女
隠しごと親子にもあり桜餅
■ ふうむ、・・・
■ それでどうしたと思ってしまう。
■ その句の場合、桜餅、は外せないのかどうなのか、
つきつめて
ものは思はじ
さくらもち
■ 桜餅と作者の気持ちはどうつながるのか分かりにくい。
■ まあ、いい。
■ 俳句など、五万とある。
■ 意味の不明確な人の句をあれこれ思いやって読んでみたところで、
■ 言葉自体に読み取れなければ、私にとっては、ほとんど無意味だ。
■ だから、私の場合、俳句から短歌に移ってゆくことになったのかもしれない。
つきつめて
ものは思はず
新茶かな
■ 桜餅、より、例えば、新茶、の方が多くの人の思いに通じるかもしれない。
■ 桜餅からの連想とは何か、・・・
  • 悩むこと あれどまず食え 桜餅   遊水
■ なくてもいい。
  • まあ食えよ 何を悩むか 桜餅

2024年5月28日火曜日

桜餅の話、と、瀬音

第三版・俳句歳時記・春部・角川書店編 - Google 検索 桜餅は関東風の説明しかない。私は関西風を食べる。関東風も、記憶にないが、千葉県に住んでいたこともあるので、食べたこともあるかもしれない。
桜餅 - Google 検索 関東風、関西風
うぐいす餅 - Google 検索 「うぐいす餅」は商品名とすれば許せるが「形や色が鶯に似ているのでそういう」などと嘘を書く、のは止めなよ。

■ 2024-05-28
■ 梅田の本屋に行こうかなとうちを出たが、
  • 台風で 電車運行 見合わせる  遊水
■ やむなく、帰宅し、三好達治詩集をパラパラ見ていると、
  • 万太郎折柴汀女桜餅  達治
■ こんな句がある。
■ 万太郎の桜餅の句はいくつかある。

とりわくるときの香もこそ櫻餅  万太郎
櫻餅うきよにみれんあればかな

■ 達治も桜餅が好きだったのかもしれない。
■ 「折柴」という名は知らなかったので、google検索した↑

薄紅梅の色をたたみて櫻餅  中村汀女
中村汀女の句の桜餅は「たたみて」とあることから、関東風であることがわかります。

■ 検索するとこんな句があった。
■ 私も桜餅の句はいくつか作っている。
■ 記憶に残っている、一つは、・・・

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かおりよき はごとくいけり さくらもち   遊水。


■ この句は、「瀬音」に学ぶ、の最後の方にあげている。
■ 「瀬音」は、昔、読んで俳句の勉強をした。
■ その後、・・・



2024年5月27日月曜日

たかがコゲラと言うなかれ。ヤマガラ、ドクダミ、イソヒヨドリ、蛇



■ 2024-05-27
■ 雨が止んだようなので、そこいら散歩に出た。
■ 新聞の天気の欄は3つに分割した各地の天気があるが、左上から、
札幌、仙台、東京、横浜、新潟
長野、静岡、名古屋、金沢、大阪
広島、高松、福岡、鹿児島、那覇
■ こんな表になっているが、天気が西から変わっていくとすれば、那覇を左上にして並べ最後が札幌、とする方が移り変わりを見やすいように思うが、どうだろう。

まとめ
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▶  コゲラ  ◀


2024-05-27 吹田市・海老池


2024-05-27 吹田市・海老池


2024-05-27 吹田市・高町池


2024-05-27 吹田市・阪大留学生会館前

コチドリがいる、と行ってみたが蛇がいた。

2024-05-27 吹田市・阪大留学生会館前

2024年5月26日日曜日

サンコウチョウ、ケリ、ツバメ、シジュウカラ


■ 2024-05-26
■ もう一度、紫金山にいってもいいか、とも思ったが、まあ、そこいら散歩だ。
■ キビタキ・メスを撮ったという人がいた。
■ ということは、ここいらで繁殖か、・・・
■ ケリの場所を知らない人がいたので、一緒に行った。


2024-05-26  吹田市・海老池

片足のシジュウカラもいた。

2024-05-26  吹田市・海老池

ケリは2羽いて、2度飛んだ。

2024-05-26  吹田市・亥子谷北公園・北空地


2024-05-26  吹田市・郵便局・横


LUMIX S9 と、映画 LE TROU、無関係な今朝の連鎖、そして、森サカエ



■ 2024-05-26
■ LUMIX S9 忘れていた。ちょっと見てみよう。
■ そして、LUMIX S9 とは無関係だが、・・・
■ 日本経済新聞・日曜版・名作コンシェルジュ ーCinema-、に「穴」の記事があった。


2024-05-26

■ この映画はおもしろい。
■ YouTubeでは見られないようだ。
■ この映画から、「二つの橋」につながった。
■ そして、「穴」の頁から何ページか後に▶ Le Bonheur 1965 Trailer (youtube.com)
■ この映画も印象的だった。


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今回こんなのあるのに気づいた。
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リンゴの木の下で (youtube.com) 15 回視聴 2024/05/13

la contessa Woronzoff ウォロンゾフ伯爵夫人の役


■ ・・・
Le Trou - A Um Passo Da Liberdade (1960). - Google 検索 穴 (1960年の映画) キャスト

■ ついでに、・・・


2024年5月25日土曜日

ヤマガラ、キジバト、ツバメ、ブッポウソウを振り返る。

▲ 巣箱を用意すれば、大阪近辺でも繁殖の可能性はあるような気がする。


■ 2024-05-25
■ ブッポウソウの写真が見られるようになった。
■ 以前行ったが、いつ頃だったか、・・・

‎2009‎年‎7‎月‎17‎日、‏‎11:30:52

岡山県・吉備中央町

■ ついでに
■ この頁の写真をクリックすると、

‎‎‎‎‎2009‎年‎6‎月‎2‎日、‏‎13:36:24

戸隠森林植物園


‎2009‎年‎6‎月‎2‎日、‏‎12:06:54

戸隠森林植物園


■ 以前は、6月にはこんな写真を撮っていたということか。
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■ 以前、小林秀雄・言葉、を読んだのでこんな頁を書いたのだろう。
■ 「意は似せ易い。何故か。意には姿がないからだ。」と彼は書いている。
■ これは、和歌ばかりではない。
■ 写真でも同様だ。
■ 同じ場所で撮ったとしても、みな違う。
■ 写真に関する価値観なども違うからだ。
■ 手乗りヤマガラ、と言っても写真は姿そのものだ。▶ キビタキや 手乗りヤマガラ 撮りに行き 
■ 今日は、ヤマガラ・幼鳥を撮り直しのつもりで行ったが、出てこなかった。
■ キビタキは何日か鳴いていたそうだが、水曜日あたりから見られなくなったとか。


2024-05-25  吹田市・紫金山

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こんなのをもう少しマシに撮りたかったのに、・・・

2024-05-24  吹田市・紫金山

尾羽の長いのは、なかなかでてこない。

2024-05-25  吹田市・紫金山


2024-05-25  吹田市・紫金山


2024-05-25  吹田市・紫金山

数日前に、モズの幼鳥を撮った、と聞いたので
昨日のモズの所に行ってみると水田にするのか
水が張られ、ツバメが飛んでいたが、難しい。

2024-05-25  吹田市・紫金山

誰が風を見たでしょう。さざなみや 風渡り来る 冬の池  遊水

■ 2024-05-25
■ 朝食のとき、
  • ノーヒット、ノーラン、だって、すごいね、と言う。
■ 新聞には、G・・無安打無得点、とあった。Gは巨人のことだろう。
■ 野球には全く興味がない。
■ ・・・
■ よく知られた句は web 上ですぐ見られる。
■ そうでない句は、句集ということになるのかな、と思い、一応、検索すると、出て来る。なるほど。
■ まあ、いい。
■ ちょっと、気になる、というか、目が留まる句がある。
  • 三月や水をわけゆく風の筋  万太郎
■ 水をわけゆく、とはどんな感じなのか。
■ で、思い出した。


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さざなみや 風渡り来る 冬の池   遊水


■ 似たような風景なのかな、と思う。
■ 人の句は、人の句、それぞれの人生だ。
■ しかし、似たようなことがあると、それが面白い。
■ 対象、と、ことば、句の姿、
  • 水をわけゆく
■ と言葉になっているが、彼が見た景色、写真でとらえられるだろうが、どうなのか。
■ また、・・・
  • 風の筋
■ とは、・・・

2024年5月24日金曜日

ひなの数 数える暇も なきほどに 我に口開け 近づきにけり


■ 2024-05-24
■ 今日はキビタキ狙いで行ったので、短いレンズは持ってゆかなかった。
■ なので、状況としては
  • ひなの数 数える暇も なきほどに 我に口開け 近づきにけり
■ こんな感じだったが、近すぎで撮れない。
■ 明日は、短いのも持ってゆこう、かな。


2024-05-24  吹田市・紫金山


2024-05-24  吹田市・紫金山


2024-05-24  吹田市・紫金山


2024-05-24  吹田市・紫金山


2024-05-24  吹田市・紫金山


2024-05-24  吹田市・紫金山


季語とは何か、翡翠を冬の季語ととらえ「冬木」を省いたらどうか




■ ミゾゴイは何度か撮ったことがある。
■ 案外いて、まあ、のっそりした鳥だ。

2006-04-16    15:42:03

ミゾゴイ : 大阪城公園




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ブログ未発表の写真を拾ってみた。

2022-03-21  吹田市・コガモの池


2022-01-15  吹田市・コガモの池

■ 2024-05-24
■ 先日、以下のように書いたが、なんとかならんか

■ 万太郎の句は、かわせみの句というより「冬木」かな、という感じでカワセミがもういない。何を詠みたかったのか、ひらめける、という言葉遣いも何か現実的でない感じもする。
    1. かはせみの
    2. ひらめけるとき
    3. 冬木かな
■ ヒラメかなかったら、どうなのか、という感じだ。
■ まあ、いいか、・・・

■ ひらめく、で一瞬の動作を表そうとしているのだろうが、語感がカワセミに合わない。

ひらひら
はらはら

■ といった言葉を連想する。
■ 一瞬にして、いなくなる。
■ 翡翠には、そんな素早さがある。
  1. かはせみの
  2. とびさりのこる
  3. 冬木かな
■ ただ、冬木、はなくし、カワセミの句にした方がよいように思うが、
■ どうしても別の句になってしまう。
■ カワセミは留鳥だが、冬の冷たい水に飛び込むのが感動的だ。
■ 枯れ枝のカワセミはよく見える。
■ 夏は茂った葉で見にくく、冬の情景と見た方が現実的だ。
■ カワセミを夏の季語とするには違和感がある。
■ カワセミを季語とする必要はないが、
■ 季語とするなら、むしろ冬の季語と考え「冬木」を省いたらどうか。


2024年5月23日木曜日

落語と講談と俳句の話、こうだんと らくごのちがい はしりづゆ

・・・

■ 2024-05-23
■ 日本経済新聞・夕刊・こころの玉手箱、の欄に、講談師の話があった。
  • 落語と講談、同じ話があるけど、違いがオモシロイよ
■ と、うちの者が申す。
■ 一応メモ書きして書斎に移動し検索したところ、幾つもあるが、ひとつ拾ってみた。↑
■ ふうむ、こういう場合は、演目、というのか。
■ ところで、俳句だけれど、この時期だから、なんとしょう、と思う。


■ メモには、こんなことを書いたが、こんなふうに書くと、俳句的にはよくない。
■ 一度目を閉じて言葉にしてみる。

こうだんと
らくごのちがい
はしりづゆ

■ 575にするには落語と講談を入れ替えないといけまんせな、これは。
■ 先入観にとらわれたり、目で見たモノに惑わされてはいけない、というコトです。
■ と、ここまで書いて、一句になったところで、再度検索して動画の方を楽しみましよう。

野鳥、と、俳句、と、季語

common kingfisher london - Google 検索
【講談】神田伯山「天明白浪伝より 首無し事件」 (youtube.com) 後で見てみよう。

■ 2024-05-23
■ 久保田万太郎の句集をパラパラ見ているとカワセミの句があった。
  • かはせみのひらめけるとき冬木かな  万太郎、小石川後楽園にて
■ カワセミは人気のある鳥で、多くの人が撮っている。
■ カワセミの種類は多いが、日本で見られるカワセミはロンドンでも見られる。
■ 万太郎の句は、冬木立、だから冬の句だが、歳時記など見ると、カワセミは夏の季語にされている。
■ 山本健吉・基本季語500選にはアカショウビン、ヤマセミも含み17句あるが、カワセミのようなごく一般的で誰でも知っている留鳥は、季語にする意味はほとんどない。
■ 富士山のような地名なども同じだ。
■ 角川書店編では3句+アカショウビン1句だ。
■ 今の俳人はカワセミなどに興味はないのかもしれない。
■ ついでながら、翡翠の紅一点につづまりぬ 虚子、こんな句がある。
■ 翡翠という文字を使い、赤ショウビンの句など、何だ。いかにもという感じで、夏のドブ虚子の本名きよしとか、こんな人を貶めるかのような、下品な句を思い出すのもナンかと思うが、「俳壇に君臨した」という紹介文から思い出した。
■ さて、カワセミの写真はよく撮った。
■ 夏は緑が多く撮りにくい。
■ 冬の方が美しい。
■ 万太郎の句は、かわせみの句というより「冬木」かな、という感じでカワセミがもういない。何を詠みたかったのか、ひらめける、という言葉遣いも何か現実的でない感じもする。
  1. かはせみの
  2. ひらめけるとき
  3. 冬木かな
■ ヒラメかなかったら、どうなのか、という感じだ。
■ まあ、いいか、・・・
■ キビタキは季語でなくてもいい、また、俳句に季語が必要ない、ということでなく、
■ 575で書くけれど、「俳句」」に分類しなくていい。
■ 知っている人には、あそこで撮ったのか、と、すぐ分かる。
■ 暫くいることだろう。
■ 行ったらいい。

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2024-05-22  吹田市・紫金山


2024-05-22  吹田市・紫金山


2024-05-22  摂津市・市場池

■ ・・・、土曜の午後の贈り物

2024年5月22日水曜日

キビタキや 手乗りヤマガラ 撮りに行き



■ 2024-05-22
■ ヤマガラ・幼鳥が撮れないか、と行ってみた。
■ シジュウカラの幼鳥は何羽もいた。
■ 手乗りヤマガラを撮るつもりだったから、14-150 mm にした。
■ しかし、まあ、と、思い、100-400 mm も持って行った。
■ 現場でレンズ交換はめったにしないが、シジュウカラ・幼鳥が近くに来なかったので、換えた。
■ ヤマガラを撮っていたら、キビタキがいい声で鳴きだし、近くに飛んできたので、動画も撮った。

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ほぼ同じ場所だ。


2024-05-22  吹田市・五月ケ丘




2024-05-22  吹田市・紫金山


2024-05-22  吹田市・紫金山


2024-05-22  吹田市・紫金山


2024-05-22  吹田市・紫金山

自分だったら、と思う、コト


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■ 2024-05-22
■ 江藤淳・小林秀雄、に、
人は詩人や小説家になることができる。だが、いったい、批評家になるということはなにを意味するであろうか。
■ こんなことを書いている。▶ 試し読み
■ 批評家という言葉に問題があるのかもしれない。
■ 自分なら、こうする、自分ならこう考える、ということだ。
■ その対象を自分の外に置くと、批評、という形になる。
    • だれかどこかで何かさゝやけり春隣  万太郎
■ こんな句がある、何か気になる。
■ 自分だったら、と思う。
    • うたたねの どこかでだれか ささやける  遊水
■ 先にこんなことを書いた。
■ 万太郎、と、遊水、の句を並べ置いて比較してみる。
■ それぞれが何を表現しようとしているのか、
■ あるいは、遊水、が、万太郎、の真似をしているだけなのか、
  1. うたたねの どこかでだれか ささやける
  2. だれかどこかで何かさゝやけり春隣
■ こうして並べ置いてみたとき、自分だったら、それぞれの句から何を感じるか、ということだ。
■ そして、例えば、俳句は一応、5・7・5、だけれど、どうだろう、とか
■ ささやく、のだから、何か、と書く必要はあるのだろうか、とか
■ いや、何をささやいているのか分からないから、何か、という言葉は必要だ、とか
■ 春隣、は何かとってつけた感じもする、とか、
■ 対象として、自分とは距離を置いて、考え、書く、のが批評かもしれない。
■ 対象が、一つの句であれば、別に、好きか嫌いで、記憶するかどうかだ。
■ いい句だな、と思えば、記憶するだろうし、そうでなければ、読み飛ばすだけだろう。
■ ただ、この句に関しては、私だったら、どう表現するか、と自分のものとして取り上げた。
■ あるいは、彼の感性を再生しえた、自分のものにした、とでもいえるのかもしれない。
■ 句集、とか、本にして出版することは、広く他の人に読ませるということだから、
■ まあ、声に出して読んでみると、どちらがすっと頭に入ってくるか、それは重要なコトだ。
■ いいな、分かるな、と共感するものがあれば、他に、どんな句があるのだろうか、と興味、関心が沸くということだろう。