■ 行きがかり上、塚本邦雄の新小倉百人一首を見てみようか、ということなった。
- 藤原定家・小倉百人一首
- 時実新子・恋歌ノート
- 塚本邦雄・新小倉百人一首
■ 2」の解題の最後に塚本の歌がある。
■ これは、恋の歌として、彼の代表作なのかもしれない。
- 馬を洗はば馬のたましひ冱ゆるまで人戀はば人あやむるこころ 塚本邦雄
■ この歌の他は、と、一応、高野公彦編・現代の短歌・講談社学術文庫、をひらいてみた。
■ 私の短歌とは、ほとんど相いれない。
■ 頭で作ったという感じで、おおげさだ。
■ 「人あやむるこころ」などとしなくてもいいだろう。
■ 例えば、
- よのなかの ふたりにひとり おみないて むねのふくらみ はだのぬくもり 遊水
■ こんな感じの、普通でいいのではないか、という気もする。
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