2024年6月24日月曜日

あきはきのしたは、秋は飽き



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夏されば外の遊びもあきの風 さびしさ寄せる人もなき浜   遊水


■ 2024-06-24
■ その日その日、思いついたことを書いているので、記憶してないことも多い。

目に近く  移れば変はる  世の中を 行く末遠く  頼みけるかな  紫の上
秋萩の 下葉につけて 目に近く よそなる人の 心をぞみる

■ この歌はどこに出て来るのか調べてみた。
■ 紫の上の歌は、源氏物語・第三十四帖・若菜上。
■ 秋萩の歌は、木村朗子・百人一首で読む「源氏物語」・平凡新書・若菜上に、挙げられていた。
■ 秋は「飽き」
■ この歌は、・・・
01116
[詞書]ちかとなりなる所に方たかへにわたりて、やとれりとききてあるほとに、事にふれて見きくに、歌よむへき人なりとききて、これかうたよまんさまいかてよく見むとおもへとも、いとも心にしあらねはふかくもおもはす、すすみてもいはぬほとに、かれも又こころ見むと思ひけれは、はきのはのもみちたるにつけて、うたをなむおこせたる

秋はきのしたはにつけてめにちかくよそなる人の心をそみる
あきはきの-したはにつけて-めにちかく-よそなるひとの-こころをそみる
01117
[詞書]返し
つらゆき
世の中の人に心をそめしかは草葉にいろも見えしとそ思ふ
よのなかの-ひとにこころを-そめしかは-くさはにいろも-みえしとそおもふ


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