2024年6月9日日曜日

あめつちの 神にぞいのる 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を 裕仁

昭和天皇 - Wikipedia 1901年明治34年〉4月29日 - 1989年昭和64年〉

■ 2024-06-09
■ 昨日は、句歌の日だっので、ひとつづつメモしていた。
  • 昭和の日酔えば会ひたき人ばかり  茅ヶ崎 清水呑舟
  • あらかじめ切り分けられたカステラはどれをとっても同じしあわせ  東京 寺澤知世
■ 「同じしあわせ」という庶民性に苦笑した。
■ 呑舟でgoogleしてみた。
■ まあ、ちょっと固いかな。
■ 昭和の日、ではなく、昭和天皇誕生日、である方がいいように思う。

昭和二十年

風さむき霜夜の月に世をいのる ひろまへきよく梅かをるなり
戦のわざはひうけし国民クニタミを おもふこころにいでたちてきぬ
わざはひをわすれてわれを出むかふる 民の心をうれしとぞ思ふ
海の外トの陸クガに小島にのこる民の うへ安かれとただいのるなり
(外国と離れ小島にのこる民の うへやすかれとただいのるなり)
爆撃に倒れゆく民の上をおもひ いくさとめけり身はいかならむとも

身はいかになるともいくさとどめけり ただたふれゆく民をおもひて

国がらをただまもらんといばら道 すすみゆくともいくさとめけり

戦タタカヒにやぶれしあとのいまもなほ 民のよりきてここに草とる

をちこちの民のまゐきてうれしくぞ 宮居のうちにけふもまたあふ

わが庭に草木をうゑてはるかなる 信濃路にすむ母をしのばむ

夕ぐれのさびしき庭に草をうゑて うれしとぞおもふ母のめぐみを

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