■ いつだったか、大和文華館で、↑、こんな色紙の複製を買ったことがあるが、どこかにいった。
■ 伊勢物語は、たしか、平安時代初期に書かれた物語ではなかったか。
■ 以前、こんな頁を書いていたのを思い出した。
■ 伊勢物語には、百人一首で見られる歌がいくつかあったような気がして、・・・
■ もう一度、本棚から、田辺聖子・竹取物語、伊勢物語・集英社文庫を取り出して見た。
■ なるほど、なるほど、だ。
■ 藤原定家は、なぜ、百人秀歌をまとめてみようとしたのか、考えてみよう。
■ まず、源氏物語、は自分では書けない。
■ ならば歌集だ。
■ ただ、自分は在原業平のような主人公にはなれない。
■ また、最初の勅撰和歌集として、古今和歌集がある。
■ 和歌の歴史としては、古今和歌集より万葉集を取り上げるべきだ。
- 伊勢物語
- 古今和歌集
■ この二つが、定家の意識の中にあったと考えて無理はない。
■ 対抗意識と見てもいい。
■ 新古今和歌集は歌の数が多すぎる。
■ 自分の感覚で選びたい。
- 紀貫之よりも上だ、と思っていた。
■ 彼自身、歌は、必ずしもうまくない。
■ しかし、彼は、多くの歌を知っている。誰よりも知っているという自負があった。
■ 伊勢物語、と、百人秀歌、を研究対象にすると、より明確に百人一首がみえでくるだろう。
■ 伊勢物語の最後の方に、・・・
- 「我とひとしきひと」
■ こんな段がある。
■ 藤原定家は、この歌をどのような思いで見ただろう。
■ ひとつ前の段の歌については、この頁に書いた。
■ 定家は、百人秀歌で俊成を越えたといえる。
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