2025年2月18日火曜日

100 -1 = 99、と、もうひとつ伊勢物語、と、百人一首の関係

■ 2025-02-17
■ 99、九九、は「つくも」と読む。
■ 日本語が話せる外人は多くなっているようだが、
  • 九九は、ツクモ
■ ・・・であることを知っている人は多くないように思う。

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■ ついでながら、吹田市のツクモは津雲と書く。
■ 地名は、古い言葉と関係があったり、昔の状況を説明する意味があることも多い。
■ 津は港を意味するので、どうなのか、調べてみるのもいいかもしれない。
■ よく行く大阪・梅田という地名にしても、なぜ「梅」が関係するのか、と疑問に思う人は少ないだろう。
■ うめだ、と書けば、埋める田、ということで昔はそんな場所だったかもしれない。
■ 野鳥関係では、大阪環状線に、鶴橋、とか、鴫野、という駅がある。
  • 鴫野
■ このあたりに鴫がいたと推定できる。
■ 伊勢物語では鴫が出て来る。
■ いわゆる、シギ・チ、のどの鴫なのか。
■ しぎ野、であるから、ヤマシギとかタシギの方だろう。
■ さて、伊勢物語と百人一首との関係、というか類推に、もうひとつの歌がある。

月やあらぬ 春はむかしの 春ならぬ 我が身ひとつは もとの身にして  伊勢物語
月みれば 千ぢにものこそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にあらねど  大江千里

■ 伊勢物語を読んでいたようだから、これが頭にあったと考えられる。
■ 藤原定家は多くの歌を知っていたので、こういうことができる。

月と春、の、我が身ひとつ
月と秋、の、我が身ひとつ

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