■ これに関しては、もう少し書いてもいいかな、と思う。
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで 平兼盛
恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか 壬生忠見
■ 島津忠夫・新版・百人一首、白洲正子・私の百人一首、など、
歌話的興味にひかれたと思うのである。有名な逸話があるところから二人を並べてだしたのだろう。
■ そうかな、?、先に書いたように、天皇の判定ではなく、自分だったらこっちだ、と。
■ 当時、歌の最高権威であると自認していた定家の性格を表しているように思う。
■ それはさておき、
こいすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそ思ひ初めしか
■ ・・・
恋をした早くも 私の名前が噂になっている人に知られないように思い始めた ばかりなのに
■ 575 で書くと短歌になる。
■ 似たような情況はあるだろう。
■ なので、躊躇せず、自分の言葉で書くのがいい。
- 噂聞く お前あの娘が 好きなのか なんで分かるん 言うてへんのに
- なぜ分かる 俺が彼女を 好きなのか そりゃあ分かるさ 友達だから
- 恋をした いつか噂に なっていた 人にも言えず 黙っていたのに
■ 「1」の場合、噂で聞いて初めて、お前もか、という感じも出ているだろうか。
■ 三角関係の様相だ。
■ 「2」の場合、二人の友情だ。
■ 「3」の場合は、独り言。
■ 平兼盛、の場合は、自慢話だ。
■ 平兼盛、の場合は、自慢話だ。
■ これらの歌の質は置いといて、どれがいいか、・・・
■ また、私だったら、こう作る、と、女の立場ではどうだろう。
■ 色々できるだろう。
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