■ こんなのがあったので、↑、後で見てみよう。
■ 2025-01-22
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- 排列は違いが大きく、百人一首が時代順を優先しているのに対し、百人秀歌は二首一対の歌合形式に比重が置かれていると見られる。
- 上古以来哥仙之一首随思出書出之名譽之人秀逸之詠皆漏之用捨在心自他不可有傍難歟
- (訳:上古以来の名高い歌人の歌を一首ずつ、思い出すままに書き出した。有名な人、秀逸の作、おおかた漏れている。取捨選択の基準は私の心のうちにある。あれこれと、はたから非難されるような筋合いはないだろう。)
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■ こういうのがあるのを知っていたかどうか、塚本邦雄の本など、やはり、見当違いと言うべきだろう。
もう一つの『百人秀歌』
■ ・・・
■ 百人秀歌
- 歌合わせ
- 二首一対
■ 百人一首で分かりやすいのは、・・・
- 041 しのふれといろにいてにけりわかこひは ものやおもふと人のとふまて (040)
- 042 こひすてふ我なはまたきたちにけり ひとしれすこそ思ひそめしか (041)
■ 何かを判断するのに、比較するコトは役に立つ。
安東の本は「百人一首」という題だが、「百人秀歌」という題で語った方がよかったと思われる。
■ 先に、こんなことを書いたが、どうやら、世の人はそうはとらえてないようだ。
■ というのも、二首一対の便利な資料がないように感じる。
■ 歌自体は基本的には同じなので、百人秀歌を読み、百人一首を理解するのがよいと思われる。
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