■ 今まで、私だったら、こう作る、ということでやって来た。
■ 例えば、式子内親王の歌、
かへりこぬ むかしをいまと おもひねのゆめのまくらに にほふたちばな // 式子内親王
あのひとと ともにつかいし このまくら かおをうずめて おもいねるかな 遊水
■ これらは、個々の歌についてだった。
■ こうしたことは、出来、不出来にかかわらず、楽しめた。
■ もう少し視点を広げ、例えば、百人一首、を自分だったら、どう作るもあるだろう。
■ 歴史的には、今まで、多くの人がやって来たようだ。
■ 私が読んだのは、丸谷才一・新々百人一首、だった。
■ さて、自分だったら、という現実になったら、どうするか、方法論とでもいおうか。
■ 前提条件などを設定するのが作りやすいだろう。
- 藤原定家と同時代に立つ。誰もが同じ立場に立つことができる。
- 基本的に過去の歌集から選ぶ。誰もが調べることができる。
- 必ずしも、百人一首の歌人にこだわらないが、まず同じ歌人を選ぶ。
- 一人一首とする。
- 最初は時代順に並べる。
- 次に、歌合わせとして、二首一対として、並べる。なぜこれを選んだかが分かるように。ただし、最初はその理由としての解説は加えない。歌だけで勝負する。
- 参考として、百人秀歌が使えるか。
- 2人の共同作業でも可
- 可能であれば、自作の歌を付加する。
- 甲子園というと選抜高校野球の印象が強いが、大学対抗戦、一般部門、とする。
- 大学であれば、資料の利用や専門家がいて、もちろん、負けるわけにはいかない事情も発生するだろうから、支援できる研究者がいるかどうかも学校の質を問われることにもなる。
- 選択理由や解説は別に用意しなければ、判定に対処できない。
■ 全体として、自分が選んだという特徴をだせるかどうか、他の人と競ってもいいかもしれない。
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