■ ささいなことだが、
■ 安東次男がこんなことを書いている。
- 野の露よりもむしろ水晶の玉に執着があって生まれたような歌だが、・・・
■ ホンマかいな。
■ 安東は、万葉集はあまり読んだことがないのかもしれない。
■ 万葉集に、玉、の歌はたくさんあり、玉、といえば「真珠」のことだとすぐ分かる。
■ 真珠に穴をあけて紐というか糸と言うか「緒」をつけて身につけることも多かった。
■ そして、当時、その糸が切れやすいもだった。
■ なので、玉の緒が、短い命のたとえにも用いられるようにもなった。
■ 女性だと首飾りの糸が切れて「玉ぞ散りける」状況を経験した人もいるかと思う。
■ まあ、いい。
■ 推理は論理なので、・・・
■ ちょっとしたことが推理の素になるのだ。
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