遊仙窟・岩波文庫 - Google 検索 原文付き
■ 2024-07-19
■ 山本淳子・紫式部ひとり語り・角川ソフィア文庫を読み終えた。
公任様はご自分の著書「和漢朗詠集」に「遊仙窟」の一節を採っておられ、あの伝奇には詳しい。だから・・・
■ などとあるので、一応、「和漢朗詠集」と「遊仙窟」を見てた。
■ 「遊仙窟」はいつ買って読んだったのか全く記憶にない。
■ 中国では早くに散佚し、日本だけ伝えられていて、「長恨歌伝」とともによく知られていたようだ。
■ 中国では、魯迅が見出し序文をつけたとか。
■ 上品ではなく、あまり面白い読み物とは言えない。
■ もう少しこなれた訳であればよいけれど、・・・
五嫂が、振り向いて笑いながら十娘に行った。「今朝、かささぎがさえずりあっていましたが、ほんとうにいいお客さまがお出でになったわね」
■ こんなところがある。
■ カササギという鳥の話は、この部分以外にもあるが、取り上げておこう。
■ 原文は
- 五嫂廻頭、笑向十娘曰、今朝聞鳥鵲語、真成好客来
■ カササギが鳴くと何か良いことが起こるという話は水滸伝にもあった。
2011年1月25日、11:09:16 加古川市・浜の宮
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■ 水滸伝では、「燈火」と「鵲」は吉兆として並べ記述されていて、
■ 何度か書いた。
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