2023年9月24日日曜日

秋立つや千早古る世の杉ありて  漱石

漱石俳句db 877  ひやひやと雲が来る也温泉の二階: 夏目漱石俳句集 (seesaa.net)
■ 参考
香椎宮 - Wikipedia
香椎宮 kashii-gu - YouTube
 
■ 2023-09-25
■ 書斎のパソコンでブログを書いていたら、・・・
■ 「ひやひやと雲が来る・・・」漱石の俳句、25日付の子規に送った手紙にあるんだって、などと、ABC放送の気象予報士・清水さんが言ってるよ、という声が聞こえた。
■ 夏目漱石全集を見ると、

舟後屋温泉
ひやひやと雲が来る也温泉の二階

■ この時はたくさん送っている。
■ そのなかに

香椎宮
秋立つや千早古る世の杉ありて  漱石

■ こんな句もある。
■ 百人一首の解説では「ちはやぶる」としているのがほとんどだが、
■ 夏目漱石は「ちはやぶる」ではなく「ちはやふる」と理解していたことが分かる。
  • ちはや
  • もはや
■ これについては、何度も書いた。
■ 百人一首の業平の句は、当然、神代、につながるのだから、千早古る、なのだ。
■ 夏目漱石はちゃんと分かっていたんだな、と改めて感心した。

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