■ ・・・
- 憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを 源俊頼
■ 後鳥羽院は俊頼の歌の姿を
- うるわしくやさしき様、の歌
- もみもみと、人は詠みおほせぬやうな姿、の歌があとしている。
- これは言心まかせてまねぶともいひつづけがたく、まことに及ぶまじきすがたなり
■ 千載和歌集 巻第十二、恋歌二
祈れどもあはざる恋といえる心をよめる
憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを 源俊頼朝臣
■ 恋歌二、にある他の歌に比べると表現が変わっている。
■ しかし■ だいたい、誰でも、「はげしかれとは祈らぬ」ものなので、そう祈るはずはない。
■ なぜ率直に、祈りましたが、と言えないのか。
■ 嫌みだ。
■ 嫌みを言われて優しくなれるはずはない。
■ なぜ率直に、祈りましたが、と言えないのか。
■ 嫌みだ。
■ 嫌みを言われて優しくなれるはずはない。
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祈れども かぜのはげしき はつせ山 観音様の こころ届かず 遊水
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