2025年3月16日日曜日

百人一首における、古今和歌集の仮名序にある歌人の配置

■ 古今和歌集には、仮名序、がある。
■ ここに次の人が取り上げられている。

  1. 柿本人麿
  2. 山辺赤人
  3. 僧正遍照
  4. 在原業平
  5. 僧喜撰
  6. 小野小町
  7. 大友黒主
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百人一首
奇数・偶数で歌合わせとなる。

天智天皇
持統天皇

柿本人麻呂
山辺赤人

猿丸大夫
中納言家持

阿倍仲麻呂 
喜撰法師  我が庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり

小野小町  花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身 世にふる ながめせし間に 
蝉丸    これやこの 行くもかへるも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関   

参議篁 
僧正遍照

陽成院     筑波峰の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりける
河原左大臣   陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに

光孝天皇 
中納言行平

在原業平朝臣  ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 唐紅に 水くくるとは
藤原敏行朝臣  住の江の 岸に寄る波 夜さへや 夢の通い路 人目よくらむ 

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百人秀歌

天智天皇御製
持統天皇御製

柿本人麿
山辺赤人

中納言家持
阿倍仲丸

参議篁
猿丸大夫

中納言行平  たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰りこん
在原業平朝臣 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 唐紅に 水くくるとは  

藤原敏行朝臣
陽成院御製

小野小町  花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身 世にふる ながめせし間に
喜撰法師  我が庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり

僧正遍照
蝉丸

河原左大臣   陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れむと思ふ 我ならなくに
光孝天皇御製  君がため 春の野にいでて 若菜つむ 我が衣手に 雪は振りつつ  

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■ 歌合わせ

猿丸大夫
中納言家持
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中納言家持
阿倍仲丸

 ■ どちらの組み合わせがよいか。↑、↓

僧正遍照
陽成院

河原左大臣
光孝天皇 
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藤原敏行朝臣
陽成院御製
 ・・・
河原左大臣
光孝天皇御製

■ 藤原定家は、古今集を手本に百人一首・百人秀歌を作った。

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