■ 2023-05-10
■ 歌は論理的である、ということの続きとして、・・・
やどをたちいでて
ながむれば
いづくもおなじ
あきのゆうぐれ
動機 行動 結果
さびしさ に やどを たちいでて いづく も おなじ
ながむれ ば あきの ゆふぐれ
----------------------------------------------------------------------
時刻 ( 朝 ) ・・・ ・・・ 夕方
8時 10時間 6時 / 18時
9時 8時間 5時 / 17時
■ 例として取り上げた良暹の歌は素朴で、技巧的なことはなく、奇をてらうこともない。
■ 自分の思いを分かりやすく表現しようとしている。■ すなわち、論理的であろうとしている。
■ ふつう、人は、朝起きて、夜寝る。
■ いくつかの質問をしてみよう
何時に起きたのかいつ、さびしさを感じたのか歌を詠んだのはいつなのかやどを立ち出でて 何をしたのか、
あるいは、どこに行ったのかうちに戻ったのはいつなのか
うちを出て、戻るまで何時間あったのか・・・8~10時間
その間どのように過ごしたのか
いづくも、とは、2ヶ所以上だから、どことどこ、で、何を見たのか
ながむれば、とあるが、それは風景なのか
おなじ、とあるが何が同じなのか
さびしさは解消したのか
寂しさがを紛らわせることができたのか
■ 歌を詠んだのは夕方、つまり、宿をたちいでて、戻ったのは夕方。
■ あきのゆふぐれ、はさびしい。
■ 「おなじ」だから「さびしさ」が解消されたわけではない。
■ 孤独感が解消されたわけではない。
■ さびしさ、が、同じ
・・・
■ 追記、
■ 「やどをたちいでて ながむれば」この、いかにも説明的な部分は必要なのか。
■ 素朴ではあるが、うまくない。
■ へたくそだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿