2023年7月13日木曜日

覚賀鳥、とはどんな鳥、と、オオタカの話


■ 2023-07-13
■ 梅雨が早くあけないか、と思う。
■ 晴野雨読、で、うちにばかりいると気分的によくないのだ。
■ しかし、まあ、何年越しか記憶にないが、塩野七生・ローマ人物語もざっとながら読み終えたので、日本書紀などぱらぱら読みをしている。
■ 日本書紀はけっこうおもしろい。
■ 先日、覚賀鳥、というのがあったので、一応、線を引いておいた。
■ 古事記にもいろいろ鳥が出てくる。日本書紀にも出てくる。
■ 例えば、仁徳天皇のところに、オオタカも出てくる。
百済では倶知という。
脚に革ひもをつけ
尾に小鈴をつける
今の鷹だ
■ このように「今の鷹だ」即ち奈良時代には鷹だと知られていた、との説明があればなるほど、と思う。
■ オオタカは、万葉集にも何度も出てくる。
■ 大伴家持も鷹を飼っていて、歌を詠んでいる。
■ 鷹を飼う神経の細やかさが大友家持にあったことも分かる。
■ 鷹については以前あちこちに書いた。


■ 写真も撮っているし、動画も撮っている。
■ 現在でも鈴をつけていることも分かる。
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オオタカ 夏の光  オオタカ 秋の色


■ さて、覚賀鳥、はどこに書かれていたのか、ちょっと手間取った。
■ 景行天皇の所に出てきた。
■ 景行天皇というと、倭建命の親だ。
■ 「小碓王・日本武尊の平定した国々を巡行したい」というあたりに出てくる。
■ 注には、ミサゴ、とある。
■ そこで、もう一度、
  • 図説・鳥名の由来辞典
■ 見た。
■ この本は、古典にもあたっており、よく参考にさせてもらっている。
■ 暇なとき、ぱらぱら読み、というか、図がたくさんあるので、面白い。
■ ミサゴは英語ではオスプレイなので、一般の人もというか、野鳥写真を撮らない人でも、関連付けて知っている人もいるかもしれない。
■ ミサゴも昔から興味のある鳥だった。
■ しかし、鳴き声を聞いたことはない。

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